満足度★★★★★
大好きな作品になりました
初めて行ったオーバルギャラリー。
足を踏み入れた瞬間から惹き込まれた、薄明かりに浮かぶ真っ白な世界。
散らばった本たち、生成り色の日傘、脚立に置かれた地球儀、小さな小さなピアノ、一枚の扉、そして、赤い靴をはいた、一人の少女。
ぽん、ぽんをピアノの音がゆるやかに響くその部屋の中で、本を読んだり、鍵盤を鳴らしたり、紙ヒコーキを作って飛ばしたり。
開演までのあいだ、少女はそうやって遊んでおりました。ここは少女の部屋なのか、誰かの見ている夢のような、そんな時間。
そして物語が始まります。
ペンを忘れてアンケートを書けなかったのが悔やまれます。
観劇後に寄った2階のカフェは美味しく雰囲気もよく、ゆったりできて気に入りました。