満足度★★★★
安定感があった
たとえば、「一つの部屋に20代中盤くらいの男女が4人、全員が記憶を失って、自分が誰でここがどこなのかわからない」という状況は「意識された嘘」であることが、はっきりして、こういうのはスコッと入ってくる。
一方、お互いに面識がない、男女4人が、これと言ったきっかけ無く、短時間で妙に物腰とかがなじんでいたら、これは「意識されていない嘘」という感じがして、こういうのはよくないんじゃないかと思う。
満足度★★★
惜しい
ガラパの川口さんが作・演出をされるということで見に行きました。
演劇経験の浅い私が偉そうに感想を一言で申しますと「惜しい」芝居だったとおもいます。役者さんの演技はとてもよく、笑わせるポイントをきちんと抑えて、緊張感なども伝わってきたのですが、やはりミスが目立ちました。まず、役者さんが噛む回数が他の劇団と比べて多かったように思います。
ストーリーはどんどん謎が解けていく感じや、自由への憧憬などがよく表現されていて、演出もそれにあったスリリングなもので、とてもよかったです。