公演情報
「半神」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/06/06 (土) 13:00
早稲田大学 演劇倶楽部 『半神』主宰/演出/宣伝美術 山口亜希子
野田秀樹の『半神』は観たことがなかった。
素晴らしい上演だった。ポイントを押さえた演出がしっかり効いている。演者達も良い。双子のシュラとマリアとベストを着た老学者/ドクターが特に良かった。選曲も演出の方に伺うと曲はタンゴとのみ指定させているだけで Astor Piazzolla の Libertango を選んだのは彼女とのことだった。センスが良い。
またこの戯曲に天地真理の「ひとりじゃないの 」を選んでこれるのも(あるいはどなたかの知恵なのかも) (教えていただいたのだけど戯曲に指定があるそうだ)。
客席の配置と劇場の使い方、舞台美術、衣装、チラシのセンス、去年の『贋作罪と罰』が素晴らしかったので期待していたけど、そこを超えて行っていた。
原作を知らないのだけど、良い戯曲で、これを選んだのもチャレンジャブルで結果が伴っていたし、これらが組み合わさって、素晴らしかったです!最後は泣かされました。 そうそう、1/2+1/2 = 2/4、そう言うことだったのですね。配役を決める時のハートのトランプもなるほど、そう言うことなんだ、半身と半神もなるほどそう言うことなんだなと。
実演鑑賞
満足度★★★★
久しぶりの学生演劇。演目「半神」に惹かれて観に行ったが、予想を超える面白さ。勿論 原作/脚本の魅力もあろうが、演出(客席も含め)が面白い。少しネタバレするが、シャム双生児姉妹を通して人の心にある願望というか欲望をあぶり出す物語。姉妹の外面や内面を醜/美や知/痴などで対置させることで、人の心の在りようを描く。生まれた時からいつも一緒、離れることも出来ない。その気持が「孤独」を欲する。しかし 歳月が二人の運命を分つ といった内容。
出ハケを含め 物語の外観を表す動きは十字(縦横の直線)、心情表現はぐるぐる回るような動き、その変化によって物語の状況を分からせる工夫。また姉妹の対比は登場人物の色彩(例えば服や靴など)や可動する対になった木材櫓で表す。櫓は、台詞にある半螺旋階段であり灯台の象徴であろう。その装置を合体したり分離させることで、二人の情況を演出する。
(上演時間1時間50分 休憩なし)追記予定
実演鑑賞
満足度★★★★★
囲み舞台だったのでスタッフさんに「おすすめは?」と聞いて選んだ席だったので、それはそれでよかったのですが、場面によっては「あっちから見たい!!」というのもあって悩ましいです。明日もう一度行こうかなと思ったのですが、売り切れていました。
大道具(と言っていいのかな)はなかなかの力作と思いました。確かに二分の一の螺旋階段です。
これから萩尾望都さんの「半神」を読んでみようかと思っている方には「霧笛」もおすすめします。