満足度★★★
志の高さは買い
表現したいことが非常に高いだけに、それが伝わりきらなかった印象です。
外連味のある芝居と良く言いますが、これは外連味だけで出来ている芝居といった感じでした。
満足度★★★
燦爛とせず
谷崎の「刺青」が現代のストーカー事件(あるいはその被害者)とどう結びつくのかという疑問は観る前からあって観た後でもやはりそれは疑問として残ったままだ。それらは溶けあっていない。メインのセットと照明と彫師を「刺青」から借りてきただけという感じ。最後、女郎蜘蛛が実際に背中に浮かびあがると予想したのは私だけだろうか?私はそれを確信していたのでかなり失望した。役者でいいなと思えたのは2人だけなので役者選び及び演出にはもっと力を入れ工夫をすべき。とは言え個人的には好きな作風ではある。アコギ中心の音楽も良かったし、照明も谷崎を意識してるかのようで私は好感が持てた。今回の作品は不満だけれど期待度はどうにか次回に持ち越せたかな。
満足度★★
ううむ、だから?
22日マチネを観劇。アフタートーク葛木女史。
拝見して、まず思ったのは「だから?」でした。アフタートークで葛木さんが言われていた通り、あのラストシーンの為の90分だったのか思うと疑問でした。
あと、女郎蜘蛛の話ではなかったなと。別にタイトル通りに作れとは思わないが
満足度★★★
君臨してほしかった
山本タカさんが演出した劇団鋼鉄村松の「けつあごのゴメス」を観たとき
こてこてテイストをスタイリッシュに仕上げるセンスが素晴らしかったのだが
今回は元の本がすっきりしているせいかスタイリッシュにしたら薄味になった印象。
でも集団の動かし方、緊張感を呼ぶ声を重ねる演出は効果的だった。
満足度★★
昨日に引き続き新宿にて観劇
花園神社での昨日の観劇からの本日。
若手演出家とのことで、友達に勧められましたが、正直そんなに出色のある感じはしませんでした。
美術も照明も衣裳もなんかスタッフワークが悪いような気がしました。
満足度★★★
役者さんと演出は興味あり
舞台はシンプルでしたが、演出も悪くないし
役者さんもメインの方々は印象ある感じで良かったです。
「刺青」がモチーフとの事で興味を持って初見でしたが
物語としてな刺して下さるものが無かったのが残念です。
刺青と殺人事件2つを(その前の事件も含め3つ)繋げて
その理由付けを見た作品のように正直思えました。
それに納得出来る、または強く困惑するような理由があれば
好きな物語になったかもしれません。
検事・弁護士は不要だと思いますね、被告中心なら別ですが
満足度★
薄い、薄っぺらい
話の内容が結果的になく見えてしまうのが残念でした。
基本的には薄っぺらく、深さもまったく感じないのでお芝居の世界観に入っていけませんでした。共感とかをもっと感じさせる為のリアリティみたいなものがなかったからかと思います。
あと、舞台や照明での空間の広がり方が悪かったように思います。台上の凝縮した空間から全体へ広がる空間等、色々使えそうなものですが、ずっっっと同じような空間が続くので結論飽きてしまいます。
この間の鋼鉄村松が素晴らしかったので星は厳しめです。
満足度★★
なかなかに
メリハリのつかない印象の舞台でした。各シーンの演出は悪くないのだろうけれど、同じようなイメージや表現のシーンが続くので結果「何が見せたいの?」に見えました。
毛色は違うけれどぬいぐるみハンターに似た演出手法なのかと。もっと盛り上げやクライマックス感が欲しかったです。
満足度★★
初日を拝見
初日らしい緊張感のある舞台でした、舞台上も客席も。
シンプルな舞台でしたが、照明が暗く、音もちょっと耳障りなくらいに大きかったように思います。学生劇団に毛が生えたという感じでしょうか。そのわりに値段設定はちょっとお高めな印象でした