ミナモザ#14
ミナモザ#14
実演鑑賞
元・立誠小学校(京都府)
他劇場あり:
2013/08/10 (土) ~ 2013/08/11 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://minamoza.com
期間 | 2013/08/10 (土) ~ 2013/08/11 (日) |
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劇場 | 元・立誠小学校 |
出演 | 西尾友樹(劇団チョコレートケーキ)、中田顕史郎、大原研二(DULL-COLOREDPOP)、山森大輔(文学座)、浅倉洋介、菊池佳南(青年団) |
脚本 | 瀬戸山美咲 |
演出 | 瀬戸山美咲 |
料金(1枚あたり) |
~ 【発売日】2013/06/15 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 今から22年前、僕はインダス川で誘拐された。 44日間の監禁生活。砂と水しかない場所。あいつは昨日殺された。僕は気が狂いそうだった。だからなるべく小さなことを考えた。おばあちゃんのこと、大学の履修登録のこと、松屋の牛丼のこと。そうしている限り、僕は僕のままでいられた。 44日後、僕は帰国した。僕はいつの間にか有名人だ。日本中からたくさんの手紙が届いた。太陽にかざせば「死ね」という字が浮かび上がって来るファンレターだ。パパラッチたちは今日もアパートの前にいる。 それからいくらか時間が経った。 「銃口」を向け続けられた僕は、ある日「銃」を手に入れた。 僕は、引き金を引くことにした。 ----------------------------------------- 1991年3月、パキスタンのインダス川で川下りをしていた日本人大学生3人が 強盗団に誘拐される事件が起きました。 3人のうち1人は伝達係として解放されましたが、残りの2人は44日間、監禁されました。 2人のうちのひとりである服部貴康さんは、帰国後、週刊誌のカメラマンに追われ、 激しいバッシングにさらされ、苦悩する日々を送ることとなります。 しかし、大学卒業後に彼が選んだ道はまさにその「週刊誌カメラマン」でした。 これは、「私」と「彼ら」の中にある「敵」をめぐる物語です。 【服部貴康プロフィール】 1970年生まれ。愛知県出身。週刊誌専属カメラマンを経て、フリー。「人」と「土地」との関係をテーマに紀行、音楽、舞台などさまざまなフィールドで撮影をおこなう。2001年、『ただのいぬ。』(PIE BOOKS&角川文庫)を発表。2005年に世田谷区でおこなった「ただのいぬ。展」は入場者数5000人を数え、大きな反響を呼んだ。2009年には視覚障害者と写真をテーマにした「ふれる写真展」を企画・ディレクションした。国内外で写真展、ワークショップ、講演など多数。 リーディング劇『ファミリアー』 作・演出 瀬戸山美咲 出演 中田顕史郎 大原研二(DULL-COLORED POP) 西尾友樹(劇団チョコレートケーキ) 原案 服部貴康『ただのいぬ。』 会期中4回、『彼らの敵』のモデルである服部貴康さんの写真集『ただのいぬ。』を原案とした40分のリーディング作品(2012年11月初演)を上演します。動物愛護センターに辿り着いた犬たちの運命を描いた作品です。上演後、瀬戸山美咲によるポストパフォーマンストークをおこないます。(『ファミリアー』のみの上演になります。ご注意ください) |
その他注意事項 | |
スタッフ | 舞台美術 原田愛 舞台監督 伊藤智史 照明 上川真由美 音響 前田規寛 演出助手 佐藤幸子 宣伝美術 郡司龍彦 宣伝写真 須田俊哉 制作 斎藤努 京都制作協力 おさださちえ(みきかせプロジェクト) 共催 (有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 立誠・文化のまち運営委員会 企画・製作 ミナモザ |
44日間の監禁生活。砂と水しかない場所。あいつは昨日殺された。僕は気が狂いそうだった。だからなるべく小さなことを考えた。おばあちゃんのこと、大学の履修登録のこと、松屋の牛丼のこと。そうしている限り、僕は僕のままでいられた。
44日後、...
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