Weekly2【マザーフッカー】 公演情報 Weekly2【マザーフッカー】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★★

    無題786(13-215)
    18:00の回(少し雲)。17:53会場着、受付(全席指定)。前からベンチシート、X、A〜で7列くらい。18:09開演〜19:48終演。嘉門さんは映画でしかみたことがなく、「不倫純愛(2011)」には赤澤ムックさんも出ていました。終始暗い舞台、中央に水槽(金魚)左右に座席(各席にライト)、下手(嘉門さん)、上手にテーブルと椅子、デリヘルの控室。冷たく冷え切った部屋では、やがてグツグツと感情が真っ赤に煮えたぎる。男ではなく(この作品の「男」は、優柔不断で頼れない者か実に勝手な者として描かれている)女であること、女としての快楽、女であることと産むこと、育てること。どれもが針のように刺さってくるようでした。喫煙シーンあり。

    ネタバレBOX

    溜め込まれた熱が突然巨大な気泡となって現れ弾ける。一旦、落ち着いたかのように見えても、いつ何時、間欠泉のように噴き出すのか。熱から逃れるように男はただ彷徨する。
  • 満足度★★★★

    光瀬指絵さん!!!
     デリバリーヘルスの控え室を舞台に、6人のデリヘル嬢が女であることの素晴らしさに対話を通して目覚めていく、女性自身による女性讃歌。

    ネタバレBOX

     何より、逃げた男に子供や借金を押しつけられて金のいいセックスワークに従事する彼女達がそれぞれの人生を回顧しながら時に取っ組み合いまでして繰り広げる“女性論”が紋切り型に堕してないのがいい。
     加えて、構成の妙。四部構成(だったかな?)の本作は各パートが“ここぞ!”というベストな頃合いで締めくくられ、しかも暗転に入るタイミングが絶妙。こんなに心地よい暗転を体験したのは何年ぶりのことか!
     一番のお目当てだった光瀬指絵さんは中性的なたたずまいと抜群の演技力でいつもながらにバルブを魅了。
     今回の座組みに役者魂の塊のような光瀬さんがいてくれたことは作・演出の坂上さんにとってとても心強かったに違いない。
     惜しかったのは、嘉門洋子さん演じる女性が子供時代の自分からあることを問われるラストシーン。
    「あなたの夢は…何ですか?」女性はこの問いかけに「……」と言葉を詰まらせるのだが、何か観客の胸を刺す一言を返していればこの劇はさらなる感動を呼んだと思う。
  • 満足度★★★★★

    感動した!
    「溺れる金魚」を拝見し、今度は「マザーフッカー」。どちらも子供への深い愛情が基本にあることが感じられたが、登場人物によってベクトルが異なる面白さを観ることができた。
    また、女性の生きざまをかいま見せてもらったが、そのたくましさに脱帽。嘉門洋子さんはじめ女性陣の本気度が半端ではなく、正直感動した。
    観劇して感激。
    次は「PAIN(ペイン)」を観劇する予定。今度はどのような感動、観劇をを与えてくれるのか楽しみ。ロッパ

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