満足度★★★
不条理?シュール?
不条理なような、シュールなような、、、
物語はありつつも、その物語が様々に切断される。
ある切断面は、また別の切断面へ接続され、
観客の想像力の中で、様々に広がる。
満足度★★★
似て非なるもの。
ガソリンとコーラ(温めて気が抜けている)の色が似てはいるもののまったく別のもの。最終的には飲めばわかる。まずい。
話は、ガソリンスタンドの部屋の中に給油機があり、外の車に給油の仕方が解らない店主とそのガソリンスタンドにコーラを飲みに来る常連の小学生の女の子が炭酸に弱くコーラをひと瓶飲みきれないため、試行錯誤している。二人とも死んだのちそれを解決できるのであるが、それまでに色々なことを体験していくのである。生と死が混在し、解りにくいのだが、そこが劇名に関係しているのだろう。
満足度★★★
売れないガソリン
冒頭から会話のすれ違うもどかしさ全開で、その“伝わらなさ”が孤独感を呼ぶ。
生者と死者がすれ違う舞台で、実は生きている者同士もすれ違っている。
ちゃんと話が通じるのは死んでからなのか…。
暴力的なまでに一方通行のコミュニケーション、シュールな展開の中に
私たちの現実が透けて見えるような舞台。