萼解きの詩 公演情報 萼解きの詩」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    かなり凝った設定のファンタジー。当初話が読めずに困惑しましたが、話が進むにつれて成程と納得できて、なかなかに楽しめました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    リアルとフィクションが交錯した世界観。本作は3名のストーリーテラーのエピソードを主宰の倉橋 鈴さんが1つの物語(脚本)にまとめたもの。構成は違和感なく抒情性に溢れていた。少しネタバレするが、 山崎初と菅井彩葉は高校時代の親友 そして初の死によって更に深い(不思議な)結びつきをする。その臨死的な、いわば物語の根幹とも言える設定が弱いようで 惜しい。

    海で背中合わせに座っている2人(フライヤーでは立っている)が赤いリボンで結ばれている。同性愛という訳ではないが、ラストに「愛しているよー」と叫ぶシーンは甘酸っぱい青春ドラマのよう。ちなみに初の赤いリボンは「死因」であり「遺品」、彩葉の赤いリボンは「拘束」を意味しているらしい。ストーリーテラーのエピソードに共通しているのは関わり、その繋ぐ想いが切なく紡がれている。タイトル(萼解き=ガクホドキ)は 或る花の形と花言葉 そして想いを象徴しているよう。また思いを伝える古典的手段も微笑ましい。

    舞台美術をはじめ衣裳や小物がフワッとした感じ、いわゆる浮遊感が漂うといった印象。そこに現世と来世の狭間、さらに巫女も登場し…。また劇中で歌うシーンが2か所。我が子をあやすために歌う「一番の宝物」(遥佳ver)と彩葉が初のために作詞した歌「一番の宝物」をアイドル結珠が歌う。その歌シーンはもう少し力がほしいかな。
    (上演時間2時間 休憩なし)🥀…金井明日佳出演回 

    ネタバレBOX

    舞台美術は、暗幕に何枚かの白紗幕、そして客席寄りに大きさの違う岩の腰掛が2つ。きれいな花びらが一面に。浮遊感はこの世とあの世の狭間であり海を表している。それは照明の色彩と音響の効果によって一層際立つ。

    話の1つは、高校時代の親友 初と彩葉はいつも一緒にいる。初は家族崩壊を苦に自殺し、その魂は彩葉の魂をも縛り付けて離さない。フライヤーにあるリボンで結ばれた2人の姿、人の心は複雑で 時に自分自身をも翻弄する。2つ目はアイドルに憧れているが、自分なんか と自己肯定感の低い斎藤麗世と彼女を応援したい母 遥佳のちょっとした確執。母としては平凡で安定した職に就いてほしいと内心思っている。3つ目は麗世が所属したグループの先輩が自分のアイドル価値に見切りをつけて辞める。自分とファンが求めるモノ、その需要と供給が一致しなくなった。

    不思議な話が、奇妙に結びつき 夫々が前に歩み出そうとする。ファンタジーでありリアルでもある、共通しているのは人の思い。初が持っているのは菖蒲の花、その萼は花(相手)の自由を縛り付けるよう。死者の想いが生者の生き方(自由)を束縛するという暗示。2人が生きている時、海で拾った空き瓶、その中に未来へ向けて手紙を入れる。ベタな青春ドラマのようだが、ラストの朗読シーンは、時を超えて届いた手紙が繋ぐ切なくて温かい友情そして家族の物語へ昇華。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    タイトルの漢字が読めなかったのですが「がくほどきの詩」でした。
    3名のストーリーテラーの話を、ひとつに紡いだ話でしたが、面白かったです。
    登場人物達の一人一人が丁寧に描かれていて、それぞれの思いが伝わってきました。
    歌に関しては改善が必要かも・・と思いましたが、優しさの詰まった、愛溢れる作品でした。
    独特の美しい世界観のある良い舞台でした!

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