満足度★★★
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あらすじをふわっとしか知らないまま見に行ったけれど
難しすぎずかつ浅すぎずな内容で楽しめた。
劇中に"ビデオカメラも神の領域"的な話の流れで
「偽りなくそのままを映し出す」って言ってて
去年酒井さんが出トチった映像がふと脳内再生(笑)
笑えるシーンあり、深く考えさせられるシーンあり、
見終わって、胸いっぱいになった。
もう一度みたい!
どうしようもなく生きる。
いろんな問題が目の前にあって、解決するには個人の力では難しい。
そんな環境のなか、目の前の中でも更に自分自身の問題が積もりに積もる。
自力でなんとかできる問題ばかりであっても、なんとなく、そのまま、生きる。
生きることをやめないために、解決しない。
先延ばしにするのでもなく、解決しない。無かったことにもしない。
生きる、というより、「生活」を続ける。
女たちで終演後「投げないよね。」「投げないっすね」「投げないでしょう」と盛り上がる。
これは九州人だけの反応なのか、興味がわいたりして。
満足度★★★
姉妹の想い。
早くに母を亡くし、今父が重病で入院した、年の離れた姉妹の想いを感じ取るように舞台は進んでいく。結論をみせるのではなく、考えさせられる内容になっている。自分の中でかいどくが貝毒につながるまでに時間がかかってしまった。
満足度★★★★
密度の濃いお芝居でした。
いろんな課題が詰め込まれたすごい公演だったと思う。
いろんな賞を取られてる作家さんの作品、という先入観なしでも
自然にうなずける、自然に涙する作品だった。
また福岡での公演をお待ちしています。