バッファローの月 公演情報 バッファローの月」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★

    たまにはほかの作家のコメディも良い
    レイ・クーニーの作品を多く上演している劇団だが、今回はケン・ラドウィッグ。
    たまには別の作家の作品もリフレッシュできてよいと思う。

    この公演、日を追うごとに好評のクチコミが広がったのか、完売が出始めた。

    良質なコメディを上演し続けている劇団なので、ファンとしては嬉しい。

    ほかの小劇場系劇団と少し客層が違うと感じるのは、劇団員や客演者が声優として活躍しているので、声優ファンが固定客になっているためか。

    今回、ひとつ苦言を呈したいのは、制作業務について。

    毎公演、開演2時間前に整理券を配布し、1時間前に当日券販売受付開始をしており、

    私が観る当日の朝も、ソワレは2時間前の午後4時に整理券配布と公式ツイッターに情報が出た。

    ところが3時30分に会場に着くと受付は無人。「整理券配布は開演1時間前」と張り紙が出ている。

    しかも午後4時20分には「整理券絶賛配布中です!」との書き込みがツイッターに出た。

    好評な公演のため、当日券売り切れを懸念し、予定を変更して都合をつけ、会場に急いでかけつけたのに、整理券配布時間に配布せず、ツイッターでは予定通り、「配布中」と。事実と相違する情報である。

    ツイッターに返信したが、公演終了後も返事はもらえなかった。

    受付開始時に制作スタッフに確認したら、「今日は1時間前でいいかなと判断し変更しました」

    客の立場にたっていないご都合主義。

    しかも、ツイッターでは変更なしのまま、「2時間前配布」の情報を流す。スタッフの誠意と配慮を感じられなかった。

    ツイッターを遣うならHPではないから情報はリアルタイムで正確でないと意味がない。

    アットホームな雰囲気の劇団だけにあえて言いたい。

    ネタバレBOX

    個人の声優ファンが従来より増えてきたせいか、俳優が出てくるだけでキャッキャと爆笑する客席にはいささか鼻白んだ。

    主役のジョージを演じる高木渉は、とぼけた中にも緩急自在の演技で笑いをさらう。

    この人の声色や口調は、どこか前進座の中村梅之助に通ずるものがあり、なごませる。

    妻のシャーロット役、客演の三石琴乃との息も合っている。

    「今回はハイテンションな演技で、声をつぶしてしまった」とカーテンコールで挨拶していたとおり、高木はがらがら声になっていて、彼のようなベテラン俳優が声をつぶすのは、あまり褒められたことではない。

    ジョージの娘、ロザリンドの婚約者ハワードが、ジョージの浮気相手のアイリーンと結ばれるのは海外コメディによくある強引な結末だが、ロザリンドもマネージャーのポールと結ばれ、メデタシメデタシ。

    ポールを演じる吉田智則は長身の美青年で、時代を担う若手劇団員だが、アニメ声優としても人気があるようだ。

    劇団代表で演出家の水鳥さんが急逝以来、演出に専念していた大西健晴が今回、久々、俳優復帰し、ジョージの妻、シャーロットに思いを寄せる弁護士リチャードを演じているが、やはり大西が出ると、この劇団の芝居は引き締まる。ずっとアンケートに復帰を要望してきただけにうれしい。





  • 満足度★★★★

    舞台人賛歌!
    三石琴乃さんが八面六臂の活躍をするこの愛すべきドタバタ劇は舞台人へのオマージュか。。

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