んまつーポス『いっすんぼうし』 公演情報 んまつーポス『いっすんぼうし』 」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 「暗黒」から僅かな「ひかり」を見出す。
     ものすごくフリーダムな空間がそこにあった。
    いろんな生活必需品が大きな寸となって並んでいるのを見ると、
    えらく驚いてしまうのです。

     フィジカルを活かした一つ一つのムーブマイムの要素にアメコミが入り、
    精度も密度も恐ろしく良い、これを野田秀樹は「エッグ」という
    演目で「演劇」という文脈に落とし込もうとしていたのかという発見。

     さらにはわたしはこういうことを演劇に翻訳したうえで、
    実生活に翻訳して落とし込んでいる、そして伝えていることに
    今まで努力していたのだ、ということがわかった。

    ネタバレBOX

     見手の集団にガチの体育会系を思わせるジャージのお姉さんが
    わらわらわらとやってくるとなんていうか、「異質な演劇」というものが
    これから始まるのだな、という気持ちになってくる。

     なんだかんだと見ていたら、演者、というか、
    関係者が知り合いに声をかけて見手と演者が「混ざる」位置の
    調整を始めている、これが「ポジション」に呼ばれる、ということなのか。
    正直、「呼ばれる」ことが出来なければ、何も出来ないよな。

     客入れ音もなにか演劇とは違う、スポーツの試合のような感じ。

     まずは、バランスボールを巧みに使い、
    陸上のハードル飛越のムーブを使い、野球のボール回しまで使って
    「アスリート」の凄みをこれでもか、と見せていく。
    そして、あるやり方で「お姫様」のコンテンポラリーダンサーを
    「呼び込む」ところから「演劇」と「アスリート」が激しく融合していく、
    その様がなんとも言えない。

     融合していけばいくほど、見手までも巻き込んですごいことになっている。
    さらには、「演劇」をすること、という現実が映像で混ざっていくと
    自分がかつて感じた「暗黒」というものを感じてしまった。

     そういえば、子供の頃の自分って、「暗黒」の中に生きていたのだろう。
    「社会」という「集団」に巻き込まれて、なかなか馴染めず、光が見えない。

     その光を見出すためにあの頃のわたしは「演劇」というものを
    欲していたのかもしれない。

     やっと齢30過ぎて始めた、そして今も続いている。
  • 童心にかえるというか。
    人間がピタゴラスイッチやってるみたい。
    小さな子から大の大人までが、ダンスや器械体操やそういったもの全部飛び越えて楽しめる作品だと思う。

    んでも、映像がたまに邪魔だった。
    個人的に目がチカチカしただけだけども。

    観ながら「わー」とか「すごーい」とか、ついつい声に出してる自分にビックリ。
    周囲の大人も手を叩いたり歓声あげたりしてたので、うーん、すごいなーこの引き込まれ具合は。って思いました。

  • 満足度★★★★

    踊りっぱなし
    身体もしっかりしていて感服いたしました。
    映像、美術、演奏もよくねられています。

    ネタバレBOX

    いっすっぼうしのお話の世界は後半ですが、それまでがいっすんぼうし達の想いが、よく表現されていると感じました。

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