うさぎストライプも演劇展『おやすみなさい』 公演情報 うさぎストライプも演劇展『おやすみなさい』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
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  • 満足度★★★

    これもひとつの表現
    青年団演出部所属の若手演出家の作品は、一般的な「演劇」の枠組みからちょっと外れた作品が観られるのでなるべく観たいと思っている。「うさぎストライプ」は初見。
    ポップなサウンドも含め表現としては面白く感じた。ただ(夢の話なので仕方ないのだが)、女の子の分身たちが脈絡のないストーリーを語り続けるのは少し退屈。うさぎのダンスは可愛かったですよ。彼女が夢の中では自由に動いている感じがして。

  • 満足度★★★

    夢の話は
    すぐ忘れてしまいます。もう憶えていません。

    …私も“りさいくる”。

    ネタバレBOX

    我が娘か、恋人か、どこかに行ってしまわないように、病気と思い込ませて寝かせつけることで部屋に閉じ込める粘着質な男とその女性の話。

    ベッドが置いてあったのが、以前観たときと異なっていて新鮮でした。

    彼女の分身たちに様々な単語を素早くぶつけ、連想するイメージを即座に言わせて夢の成り立ちを表現するようなシーンは、即興風ということが分かっているので実につまらない感じでした。じゃあ、本当に即興でやったら良いかというと、言葉に詰まらずに気の利いたことを言うのは無理ですから、それは止めた方がいいのですが。

    最後、彼女を絞め殺し、男は睡眠薬を飲んで、シュールな『おやすみなさい』でした。
  • 満足度★★★★

    夢の話なんで、
    他愛ないけど、可愛い。で、ちょっと切ない。

  • 満足度★★★★★

    魅力満載
    毎回、開演前からテンションがあがるからなるべく早めに会場に着くようにしている。今回も、3公演3様で、開演前の風景から楽しい。いままで見た中で、一番シンプルかもしれない。でも、魅力がギュッと詰まっている。今回の演劇展を見ていて、3作品とも根幹の演出は同じでも、アプローチが違って、色々な魅力が体感できるのも楽しさの一つだなと思います。だからこそ、創り手の皆さんは、心底大変なんだと思いますが、その熱量の高さがしっかり伝わる作品でした。

    ネタバレBOX

    はじめて、出演者がほとんど動かないのを見れた。でも考えてみると、唯一のフル出演の亀山さんが体力切れないようにする配慮もあるのかなと思うし、全然違和感なく新鮮な気持ちで楽しめました。役者への負荷もオーソドックスなシンプルなものでしたが、腹筋は見た目が地味だけど相当しんどいだろうなと思いました。語らえる内容も夢の話なのでフワフワしていてつかみ所がない分、演出の映える物語構造だなと思いました。所々に出てくる家族の話が伏線となりながら、救いどころのないラストシーンにガツンとやられました。

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