満足度★★★
今拓哉のイタチがすごい!
歌がけた違いにうまいし、身体も大きいので存在感が大きい。若い人の中にも何人かおっ、と思う人がいたが、う~ん、という人も・・・踊りもうまい下手に差がある。原作を読んでいないが、「七人の侍」のネズミ版みたいな話。歌や踊りやアクロバットに気を取られすぎて、愛する誰かのために無償でなにかをすることを学んで成長していく若人(若ネズミ)という物語の精神がぼんやりしてしまったような気がする。休憩10分を挟んで2時間半。終演は9時半を過ぎていた。
満足度★★★
ノロイ様の恐ろしさが倍増
想像していたよりも、はるかに本当に
ミュージカルで、まずそこに驚きました。
(すみません、甘く見てました)
舞台の上の空間をフルに使っての
ネズミとトリとイタチの戦いは、
見ごたえがありました。
船乗りネズミと町ネズミのグループ、島ネズミのグループ、
シオジ、そしてイタチの4つのグループに分かれて
それぞれがそれぞれの思いを歌で聞かせる場面には
圧巻されました。
トリのツブリの登場シーンは、
普通に「うわぁ!」って声が出てしまうくらいに
驚きました。
そして忠太の踊り!力強くって、本当に素敵でした。
ノロイ様、怖かったです。
記憶の中にあるノロイ様よりもずーっと。
ちょっと夢に出てきそうなくらい怖かったです。
結構、話のつまった、あの原作が
どのように料理されるのかを楽しみにしていましたが、
なるほど、こういう風にまとめたのですね。
個人的には、前半、ダイジェスト版のように話しがずんずん進んでいくところと、イタチ達との決戦の場面の場面展開が早くて、島の上なのか海の中なのか等の把握がすこし難しかったように思います。
なので、☆は3つとさせていただきました。