満足度★★★
異国情緒漂うアクロバット
モロッコのアクロバティックグループをスイスのアーティストデュオが演出した作品で、ただ曲芸的な技を羅列するだけでなく、モロッコの社会的状況をイメージさせる内容でした。
開場するとステージ上に青いジャージを着たパフォーマー達がウォームアップをしていて、開演時刻になるとリズミカルな音楽が鳴り響きカラフルな衣装になり、3段のタワーを組んだり、連続回転技を連発して冒頭から勢いがありました。
その後は落ち着いた雰囲気になり、商店街の様子や、女性がヒジャブを被るシーン、亡命あるいは夜逃げを思わせるシーンが描かれ、普段の生活と繋がる社会性が感じられました。
5つの柱状の可動式の美術が、大きな壁になったり、その陰に入って一緒に動いたり立ち止まったりすることによって、急に消えたり現れたりしている様に見せたりと、多様に使われていて楽しかったです。
複数のパフォーマーが組み合わさって形を作ったりする団体技も、逆立ちして一度も足を着かずに様々な体勢に変化する様な個人技も軽々とこなしていて圧巻でした。パフォーマーが歌うシーンがいくつもあり、独特の節回しと声による哀愁に満ちた歌が印象的でした。
60分程度の上演時間でしたが、同じ技の繰り返しが多くて間延びしている様に感じられる部分があり、もう少し短くても良いと思いました。
満足度★★★
凄いアクロバット演技の連続ショー
・・・みたいのを期待して行ったのですが・・・・
身体を使った演技=フィジカルシアターというもので、
中国雑技の連続紹介みたいではなかった。
う~んそれなり?みたいなっ
(ロワー広場の”ひつじ”さんとセットで見れば何とかカナ)
<ロビー開場18:30>
<客席 開場18:45>
< 開 演 19:00>
<上演1時間ほど>
満足度★★★
すごい!・・・けども
観方ってか乗り方を間違えちゃった感あり・・・。
「すごい」のは「すごい」んだけど、それがなかなか自分の中で「面白い」につながっていかなくてやきもき。
単純にアクロバット公演を観るくらいのノリで観ればよかったのかなあ・・・。