恋する日本語 公演情報 恋する日本語」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
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  • 満足度★★★★★

    超・素敵な芸術鑑賞となりました(*^^*)
     映 画「おくりびと」の脚本家、小山薫堂氏の恋愛集「恋する日本語」をもとに、溝口肇氏のチェロ&紺野紗衣氏のピアノ演奏と吉瀬美智子さんの朗読。

    玉響(たまゆら)や僥幸 (ぎょうこう)、垂り雪(しずりゆき)など、聞いたことはあっても意味を知らない美しい日本語を、恋愛エピソ-ドとともに意味を語りその言葉にイメージし た曲が演奏されるというものです。

    例えば垂り雪は、“屋根や木の枝から落ちる雪”のこと。
    吉瀬さんが「彼と初めてのクリスマス、雪山のロッジで…」と語り、その後中島美嘉さんの “雪の華”が演奏されました。
    言葉の語りと演奏曲の数はそれぞれ14。休憩無しの1時間20分程です。

    最後に語られた言葉は“相生(あいおい)”。
    “夫婦が一緒に、ずっと長生きすること”だそうです。

    「ホリデイ」や「ノッティングヒルの恋人」などの恋愛映画に使われた曲が多く、チェロの本格的な生演奏は初めてでしたが、吉瀬さんの優しい朗読・紺野さんのピアノの音色と重なって本当に素晴らしく、心が洗われるようで、涙が出そうに感激しっぱなしでした。

    溝口肇さんは世界の車窓からや、ドラマ「星の金貨」の音楽を担当した超有名なチェロリストです。 吉瀬さんは7ヶ月位でしょうか、かなりお腹が大きく、お顔も二の腕もお胸もボリュ-ムUPしてふっくらになってました!それでも黒の袖なしロングドレスを上品に着こなし、TVのまんま、笑顔が素敵できれいですう~♪10分位アフタート-クがあり、何度も笑顔が見れました。
    「世界一美しい妊婦、吉瀬さんです」と紹介されていました。
    美人女優のオメデタ中の姿なんて普通見れないでしょうから、貴重です。
    吉瀬さん、小さなお子さんに絵本を読んであげているような、既にお母さんのお顔と雰囲気だなあと感じました。胎教にも良く、お腹の赤ちゃんもきっと喜んでいたでしょうね。

    私は母親が病気で亡くなっていて、残念ながら“阿伽陀”は発見されず父親と“相生”にはなりませんでしたが…、
    どのくらい長く一緒にいたかではなく、どう生きたかだ。お母さんは幸せな人生だったはずだと信じます。

    帰宅したら日テレの番組「美の旅人」の視聴者プレゼントで当選した賞品が届いており、奈良・興福寺の御朱印帳でした。開くと阿修羅像の絵が描いてあり超素敵!そして、ピアニスト紺野紗衣さんは美の旅人にテ-マ曲を提供している方!必然のような偶然(?)で、本当に素敵な夜となり、魂が少しピカピカになった気がします。

    このような良質な舞台がもっともっと公演されて欲しいですね。



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