満足度★★★★
まるでお手本のような
あらゆる点で秀逸でした。
本も演出も共に素晴らしく、観覧しつつも色々と考えるヒントを
頂けました。
観られてよかった、純粋にそう思えてくる素敵な作品でした。
ぜひ次回も拝見したいです。
満足度★★★★★
極上の修学旅行
畑澤聖悟作、構成・演出はキラリふじみ芸術監督で「東京デスロック」主宰の
多田淳之介とくれば、その演出に期待せずにはいられない。
沖縄への修学旅行中、女子高校生の内輪もめが次第に拡大していく様を
ケラケラ笑いながら見ているうちに、
その力関係が911以後の世界情勢を映していることに気づくという二重構造が巧み。
二重構造に気づいても気づかなくても楽しめるように作ったという作者の意図を、
これまた多田淳之介さんが解りやすい演出で極上のエンタメに仕上げている。
こんなに笑った舞台は久しぶり。