笑うゼットン 公演情報 笑うゼットン」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-11件 / 11件中
  • いまいち。
    そういえば、観たなと今更ながらコメント。


    こういう役なんです!みたいなのばかり押し付けられてる感じの役柄が多くて、共感できず。女性陣はほとんどそうだったな。

    人物に共感できないのって致命的。
    演出の指示通りにしてるとかなのかしら。
    だとしたら演出に問題ありか?
    役者自身はそう思ってないみたいに聞こえる。

    もう少し役者のなかから出るものがみたいなぁ。

    演出家が出演しちゃう舞台って、あまり面白く感じないことが多いので、今回もそんな部分があるかも。

    あと、主宰?みたいな方のブログみたら愚痴とか、個人を限定できそうな批判みたいなのがゴロゴロ出て来て驚いた。
    批判じゃないのかもだけど、読むほうからしたらそう見える。
    あれはよくないなぁ。

  • 満足度★★★★

    面白かった
    時事ネタなどの取り込み方、見せ方もよく、また話のテンポもよかった。まあちょっと、現在の関係状況からすれば、あの場所に出来てる事は若干どうかなと思う部分はあったが、公演自体は面白かったです。
    もう少し公演が長ければ反対側からも観たかったも。

  • 満足度★★★★

    ウルトラマンもゼットンもでてこないけど
    ひとりひとりができることを精一杯頑張る。
    それが、ゼットンを倒すことにつながるのだと。

    ネタバレBOX

    現在の日本がそのまま行くと、こんなことが起こってしまうのでは…と危惧される事態を深刻すぎずに、あんなに大勢のキャストが行き交いしながら表現するのってさすがだと思いました。
    さすが、トツゲキクオリティ。
  • 満足度★★★★

    テロレロレロン・テロレロレロン・・・
    と、”Zん”は笑うそうです。

    あーさて、予想していたSFではなかったのですが。

    なかなかな登場人物たちの性格とか描き方が楽しめました♪

    (1時間50分+(終演後に歌つき)

    ネタバレBOX

    ウルトラマンの最終回でヒーローであるウルトラマンの敗北=死亡という話からすぐにTVを消してしまい、翌日の友達の話の輪に入れず、それがきっかけでいじめの対象になったイカリ君。友人が自らもいじめの対象になってもイカリを助けてくれたという話をいじめ問題がヒートしていたときに記事にした当事者の2人が、北と南のジャンクションセキュリティエリア=JSAに設置されたプレセンターにて共に報道に関わりながら周囲の人間(記者たちなど)と北のミサイイル発射行動による出来事に巻き込まれてゆく話でした。
    (う~む上手にまとめらんねぇなぁ)
    その記事に助けられたという、いじめにあっていた(上記2人のような関係の)女2人旅の旅行者さん。OO7ばりの小道具を要求する勇気だけは人一倍ある現地調査に向かったアキバ氏のキャラクターはユニークで、こんな事があったと再現された女子会トークが楽しかった。カメラ担当の寒いギャグのあとに必ず流れる風の効果音や、テンポよく繋がる話に説得力のある状況進行は見事でありました。北に拉致されて消息不明の家族の存在を、ラストでアキバ氏の脱出手伝いしてくれた人物として「なんでレイコさん俺より先にセンターにいるの?」と双子の姉妹設定風にバラすトコも上手でありました。
    舞台セットが手作りの丸テーブル2つに椅子の代わりの木のボックス4つは既存のもの使用してもよかったのでは?と思ったです。プレスセンターの一室が設定なら、会議室などによくある折りたたみテーブルとパイプ椅子のほうが情感出やすかったのではと思った。
    それにつけても登場人物のらしさも気に入りましたー。
    それっぽいキャラ付けに相応しい服装や言動などが自然でよかったです。
    リズム感や会話のセンスが良かった分、次回は舞台セットなどを頑張るのはいかがでしょうか?
  • 満足度★★★

    日曜の夜、超満員でした
    客席が手前側と奥側にある。対面型。

    あんまり好きじゃないんだよなあ、対面型は。
    上演中、つい向こう側の観客の顔を観てしまうんだよなあ。集中していたり、集中している振りをしていたり、寝ていたり、今日は耳を塞いでいる人もいたな。なんなんだろう、あのひと。ま、いいや。逆に僕も向こう側から見られていると思うと、余計な緊張しをしたり。

    皆さん達者な役者さんばかりで、会話なんかも、観客の興味を切らすことなく見せることができていた。(ひゅーっ。どんだけ上から眼線だよ)

    ネタバレBOX

    ゼットンを倒したのは誰か。誰に助けられたか。
    その話題に、発想の転換、みたいなものは感じられず。

    演劇的なクライマックスはというと、どこだったんだろう。
    いや、そういう考え方で作ってるのではないんでしょうね。
  • 満足度★★★

    ゼットン
    面白い。タイトルがいい。

    ネタバレBOX

    96条とか9条が改正され、国防軍が存在する日本の新聞記者が集められた、北と南の国境間際にあるプレスセンターが舞台。
    北がミサイル発射をチラつかせる物騒な中、新聞各社の競争とか、いじめ要素と友情をテーマに、新聞(と仕事)の意味を再確認する…。

    帝都新聞が、北のミサイル基地へスパイを送り込むという暴走をしたかと思えば、実は内閣の調査機関の意思だったこと、プレスセンター自体が内閣の調査機関のカモフラージュだったこと、そして、その調査機関も政府から切り捨てられたことが分かる。自分たちのしてきたことが何だったんだと落ち込む記者たち。スパイからミサイルに核が搭載されているかもという知らせが入り、何とかしようと考えるところに、旅行者のレイコと友人キミのいじめと友情の話とイカリとトナミの話(とトナミの記事)が繋がり重なる。

    話自体は面白い。レイコたちとイカリたちの話の部分を劇的に描いてもよさげだけど、押し付けがましくなく頃合なのかもしれない。

    注文つけるなら、フィクションな設定をもっと生かした緊迫感とか欲しかった。あと、各シーンの面白味にメリハリが欲しかった。女子会トーク時の笑える部分は率直に笑える面白さだったけど。たとえば、カナちゃんがイカリに聞き取りするシーンだったり、多数決シーンだったり、タカノとクニマツの和食トークだったりが、もっと興味を引く内容だとうれしい。
  • 満足度★★★★

    無題717(13-142)
    13:00の回(晴)。12:00受付(整理券あり)、12:30開場。対面式の座席配置、奥、手前とも初めは3列、最前列、通路にも(当日券の方?)1列できました。ひな壇に段差があるのでどこからでもよく見え、奥でも、手前でも差はないように思えます。

    下手、上手に丸テーブルと箱椅子(各4脚)。12:57前説(アンウンス、105分)、開演~14:47終演。制作に吉水さんのお名前があったのでみにきました。こちらは初めて。家に帰ってよくみますと演出の横森さん、8月「芝居屋風雷紡」に出演ですね。

    「さらばウルトラマン」は放送時にみていますが、たしかに当時の子供たちはヒーローが敗れるとは思っていなかった….。脚本は金城さん、監督は一さん。ウルトラマンの「中」の古谷敏さんは、銀座シネパストで行われたひし美さんのイベントのゲストとしていらしていたのをみにいきました。

    ネタバレBOX

    核、北、諜報活動、憲法改正、いじめ、と扱うテーマの割には、カラッとした演出で少し物足りなさを感じました。大人数なのにお話が(強引だけど)ちゃんとまとまっていることに感心。小ネタに笑ってしまう。カムフラージュとしてマスコミ向けセンター(情報を集めています、という宣言だし…)を設置するのは逆効果のようにも思えるけど、裏の裏をかくということかな。

    余談:ゼットンに倒されたからとTVを消すだろうか?消さなかった者としてそこがわからなかった…。
  • 満足度★★★★

    初見だったけど
    チラシが悪いわけではないのだけど、ちょっと損をしている気がした。

    もっとB級とかを想像していたのだけれど(苦笑
    ストレート1本という感じ。

    ほぼ1場面だけなのに物語も人物も非常によく描けていました。

    ネタバレBOX

    欲を言うと最後の方がちょっと尻すぼみだったかな・・?

    でも好みの問題というだけなのかも。
  • 満足度★★★★★

    アンケートへの姿勢
    劇団初見。
    ああ、理想の観劇が出来たと思います。
    もっと馬鹿っぽいというか、力技の芝居を予想していたのですが、かなり一本筋の通った台本でした。

    舞台を挟んで客席が二分割される形で、たまたま手前の最前列となりました。
    ここまで至近距離は久しぶり。
    体感、手前側のテーブルで役者が動く事が多かったので手前側個人的にオススメ。

    終演後、アンケートを大事にしていることを明言、一曲かけて時間をちゃんと作ってくれた事に感激。
    面白いところは芝居以外も素敵なんだよな!

    ネタバレBOX

    寒いギャグを笑わせる形で使ってきてずるい。
    笑えるのがずるい、好きだ(笑)


    あの全員で議論してる時の雰囲気を「いじめ」と表現したのは素晴らしい。
    大人なので確かにいじめとは違うのたけど、いじめというのが無自覚なもの、雰囲気に流されてという感覚をはっと思い至らせた。

    ラスト間際のあの踊りはなんだ(笑)
  • 満足度★★★★★

    初見の劇団でしたが、
    すごく練られた脚本、役者陣ひとりひとりの演技力も良かったし、本当にいい作品でした。(お金があれば)リピートでもう一回観たい。

  • 満足度★★★★★

    今の日本が抱える問題と娯楽性を両立させてアッパレ
    本筋の落としどころに若干の甘さがないでもないが、今の日本が抱える問題をマクロからミクロまで巧みに関連付けて織り込んで現状の危機感を訴え、表現者(と言うより日本国民の?)あるべき姿を示し、それでいて娯楽作品としての面白さもきっちりキープしているのが見事。
    あるシーンで目が潤みそうになったので満足度はちょっぴり(と言っても半分くらい)オマケ。(爆)

    ネタバレBOX

    ま、アキバ関連ではエピローグへの布石的なことも考えれば妥当か。
    また、オープニングの「あるS.E.」は世代によってドンピシャだろうな。

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