公演情報
「 杏仁豆腐のココロ」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い、お薦め。
タイトルにある 杏仁豆腐のような柔らかく甘いといった内容ではなく、けっこうシビアでヒリヒリするような印象。説明にもあるようにクリスマス・イヴ、離婚を決めた2人の漂流するような会話劇。物語はどこに辿りつくのか分からないが、離婚する原因が切ない。
脚本の面白さ、演出の巧さ、役者の演技(体現) その総合力が観客の関心を惹き 飽きさせない。最後の夜、思い出すのはどうでもいいことばかり。日常の些細なことから旅行先での出来事、そして身の上話からだんだんと身の下話へ変化し…。会話の流れに 離婚する理由が見え隠れしてくる。
ちなみに 前説が面白い仕掛け。
(上演時間1時間25分)🟠橙チーム
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2026/07/04 (土) 13:00
座席1階
久しぶりのみそじん、さらに鄭義信の本とあって、橙チームを見に行くことに。不勉強だったがこの本はかなり前に書かれ、あちこちで上演されてきたという。自分は初めて見るのだが、本の力もさることながら、夢が夢になってしまいそうな人生を、さまざまな事情を抱えて生きる中年女性を演じた大石ともこが特筆ものだった。この芝居、間違いなく面白い。
登場するのは二人だけ。数年間の同居生活にピリオドを打つことに決めた男女の、クリスマスイブの物語だ。
二人の会話劇は深まるごとに微妙な色合いを残して変化していく。ここが、この舞台の大きな注目ポイントだ。二人が別れを決めなければならなかったわけが、グラデーションのように変化していく。いや、男と女が別れる理由が一つであるはずがないのだが、物語に浸っていく中で客席は気付かされていく。「ひょっとして二人はやり直せるのではないか」と空想したりするのだが、やはり今宵は二人の最後なのだと。泣きたいような、笑いたいような。そんな微妙な心の糸の絡み合いが、この舞台の最大の見どころだ。
阿佐ヶ谷の地下にある小劇場の階段を上がったとき、背後から「いい芝居だった」との満足げな会話が聞こえてきた。もうその言葉に尽きる。
実演鑑賞
満足度★★★★
チーム緑を観劇させていただきました。
前説からすでに引き込ませてくれ、ワクワクしたまま開演となります。
観ているうちに、自分の過去の記憶が自然と重なり、「あぁ、私も大切な人と別れるとき、まさにこんな感じだったな…」と劇場の客席でじんわりと涙が溢れてしまいました。
「次に付き合う人ができたら、こういうところ気をつけろよ」なんて言葉を交わしたあの日の空気まで、鮮やかに思い出されて、愛おしかったです。
冷たくて甘くて、少し甘ったるい杏仁豆腐のように、観終わったあとに不思議な温かさが心に残る舞台でした
実演鑑賞
満足度★★★★
緑チームを観劇しました。面白かったです!
仲良さそうに見える夫婦がなぜ別れるのか?と考えながら観ましたが、どんどんシビアな内容になり、気付くと食い入るように観てました。
役者さん2人の、自然な演技でありながらの熱演が素晴らしかったです。
余韻の残る良い舞台でした。
実演鑑賞
満足度★★★★★
橙チーム観劇
究極のふたり芝居と言う感じ
鄭義信のホンはやはり面白い
ふたりとも表情が良かった
とりわけ大石ともこの演技が秀逸
コメディかと思ったらどんどんシリアスに
基底には温かさがある
セットも必要かつ十分で良く作られていた
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/07/01 (水) 19:30
橙チームを観劇。思っていたのとちょっと違って、シリアスでハードなセリフが飛び交う。面白い。(2分押し)82分。
鄭義信が2000年に書いた戯曲で、いろいろなところで何回も上演された作品だが、個人的には初見。クリスマスイブの茶の間、離婚しようとしている夫婦の2人芝居。ちょっとホッコリする芝居が多いユニットだが、本作はシビアなセリフも多いし、何故別れるのかが徐々に分かる展開が一種の謎解きの要素もある。優れた戯曲だが、演出も2人の役者も舞台美術も優れた、良い芝居だった。
構成員が三十路ということで「みそじん」と名付けたユニットも、40代の大石ともこ一人になったが、芝居作りは変わらず面白い。