満足度★★★★
和製オリジナル・ミュージカル!新妻さん明るく元気で前向きで上手くて、戸田さんの安定感はさすがの実力!
洋館に住む義兄弟、使用人たち、そこに訪れた富豪令嬢、
生まれた直後に分かれて10数年初めて母に合う娘、
そして夜毎歌う謎の女・・・。
G2さん脚本演出の和製オリジナル・ミュージカル!
出演の新妻さんは明るく元気で前向きで余裕で上手くて、
さらに戸田さんの安定感はさすがの実力!こちらも余裕でユーモラス。
ピアノ等の生演奏に合わせて歌う。
ベースは勘違いコメディに、親子、兄弟の和解、恋、幽霊?・・・。
笑ってホロっとさせて軽い感動でじんわり終わる、いいお話しでした。
満足度★★★★★
監視社会を体感!
芝居の内容に言及する前に、どうやら、テロリストの嫌疑を掛けられたらしい顛末を…。
楽しく観劇中、いきなり、係員の女性に、「お客様、バックの中の点滅がとても気になります。中を見せて下さい」と言われたんです。一瞬、何のことかわからず、あー、携帯の電源を切ってから、バックの奥底で、充電中だったと気づきました。でも、膝に乗せたバックは、私の肉眼では、点滅なんて確認できません。たぶん、どこかで、赤外線サーチか何かで気づいたんでしょうか?
周りのお客様にも迷惑だし、休憩がない公演でしたから、もし盗撮とか盗録とかを疑われたのなら、終演後、私をとっ捕まえて詰問すればいいわけで、わざわざ観劇中に尋問するなんて、爆弾でも持っていると疑われたのかしら?
バックから携帯を出して、「充電してただけですが」と言ったら、充電辞めてとも言わず、何か囁かれて、無罪放免になりましたけど…。
しかし、あまりにも驚いて、その後の芝居はどこか心ここにあらずで観ていました。こういうことがあるのなら、事前に、「観劇中の携帯の充電も御遠慮下さい」と御忠告頂けたら良かったのにと思いました。
そんなわけで、途中からは集中できない環境でしたが、芝居そのものは、キャストも素晴らしい人材ばかりで、脚本も、G2さんのオリジナル作品の中では一番好きなタイプの芝居で、大いに内容的には満足しました。
ただ、セットも洋館風ですし、この舞台、日本の設定にするよりは、どこか架空の国だとしても、外国の設定にした方が、内容に馴染んだ気がします。
グローブ座、久々に行ったら、観切れの多い3階席最前列に、背もたれのマットが置かれていて、舞台の観難さが緩和されていたのは、大変ありがたく感じました。