満足度★★★★★
無題651(13-076)
12:00の回(曇)。ぼんやり歩いていてふとみると「かもめ座」でした。Uターンして会場へ、11:40着。受付の男子は詰襟。サイトをみると「東京都立晴海総合高等学校OGを中心」に結成とあり、たぶん今まで見た中で平均年齢最年少だと思います。本公演が旗揚げ。舞台に椅子が2つ、座席はパイプ椅子にザブトン。劇中、「箱」も、一旦暗転、少し照明を戻してセッティング。「十人十色」+「オトナ/コドモ」というものがこの劇団の「今」とよく合っていて、爽やかでした(なので★5)。11:56前説(詰襟男子65分)、12:00開演~13:10終演。本当は終演後にお話を、と思っていたのですが、後に予定があったのですぐに出てしまいました。(開演前、主宰の案浦さんとはほんの少しお話)。
「お話」は誰もが経験する「コドモからオトナ」へという「成長記」でした。昔の自分はここまで考えることはなく、つまり悩み事などないかのように(なんとなく「かもめ座」に行ってしまったように)、年を重ねてきたように思います。
素直な舞台、巧い/下手でみる(評価する)のではなく、12人とスタッフがここでお客さんを前にしている、そのことがとても新鮮でした。