ライン 公演情報 ライン」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★★

    演劇を遊び倒す“ショートスートリー”の詰め合わせ!
    冒頭のエンジンのかかりの遅さと
    終盤のモタツキが気にはなるも、ほぼ満足!

    西村和宏演出は前作も面白かったが、
    今回はついに天才の域に!

    鈴木智香子ら青年団の役者の技術力も凄いが、
    役者の力量を半端無く無駄使いさせる演出にシビレル。

    ネタバレBOX

    ヨーロッパ企画の「サマータイムマシン・ブルース」をしのぐ
    “タイムマシーン”の無駄遣いネタは特に絶品!
    身がよじれる思い出観劇!

    翻訳劇の構造を破壊した2つの作品もかなりクール!

    またまた追いかけ続けたい
    演出家に出会ってしまいました。
  • 満足度★★★

    飽きずに観られるが終盤尻窄み。
    「罪と罰」を下地にしている短編が11編。バラエティに富んではいるが有機的に繋がっているとは思えず、徐々に単調な感じに。92分。

    ネタバレBOX

    最初の「囚人」の会話や「タイムマシーン」の設定とか前半は面白い点もいくつもあったが、大きく笑う作りではなく、後半は起伏もあまりなく淡々とした印象に。全体的に役者のポテンシャルが高いのもわかるが、現代的な話と原文引用の話から滲み出るなにかを感じ取るには難しいつくりだったような気がする。
  • 満足度★★★★

    6(火)まで。
    日曜夜、オープニングパフォーマンス付き。
    最前列ベンチシートということもあったとは思いますが、短編集+OPパフォーマンスで、ちょっと疲れてしまうくらい盛りだくさんでした。通常の本編は約一時間半。気軽に観れる、演劇的面白さの詰まった公演だと思います。
    下手をすると力技なアイディアを成立させてしまう役者陣。それでいて上手さを感じるというよりは、ただ単純に魅力的なのは、観ていて気持ち良く。

    ネタバレBOX

    「タイムマシーン」の三人や「スヴィドリガイロフ」の鈴木智香子さんなど、切り替わりをさらりとやってのけるあたりは拍手。ころころ変わる表情も素敵です。
    「ポルフィーリイ」やセットチェンジなど、楽しそうなのが印象的。
  • 水準
    俳優陣のレベルが高い、というのはこういう事を言うのだろう。やはりこの水準でやりとりされると面白い。西村氏はこの水準の俳優をちゃんと使える数少ない演出家の1人だと思った。

このページのQRコードです。

拡大