清流劇場2013年3月公演 AI・HALL提携公演
清流劇場2013年3月公演 AI・HALL提携公演
清流劇場2013年3月公演 AI・HALL提携公演
実演鑑賞
AI・HALL(兵庫県)
2013/03/08 (金) ~ 2013/03/10 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://seiryu-theater.jp/news/news.htm
期間 | 2013/03/08 (金) ~ 2013/03/10 (日) |
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劇場 | AI・HALL |
出演 | 魔瑠(遊気舎)、イシダトウショウ、アンディ岸本、西田政彦(遊気舎)、浅雛拓、上田泰三(MousePiece-ree)、佐々木淳子(劇団太陽族)、堀部由加里(劇団五期会) |
脚本 | 田中孝弥 |
演出 | 田中孝弥 |
料金(1枚あたり) |
1,500円 ~ 3,300円 【発売日】2013/02/14 前売:3,000円 当日:3,300円 学生:1,500円(要・学生証提示) ・全席自由です。 ・開演1時間前より整理券を発行、開場は開演の30分前です。 ・小学生以下のお客様はご入場になれません。 作品上演中のご入場は制限させていただく場合がございます。 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 2013年 3月8日(金) 19:30 3月9日(土) 15:00 / 19:00 3月10日(日)15:00 |
説明 | 『セイメイノトウトサ。悲劇か、惨劇か。』 王位を巡る争いの中、相打ちで一度に二人の兄弟を失ったアンティゴネー。弟は国のために殉じたとし、手厚く弔われるが、兄は国家反逆のため、路上に打ち捨てられ、何人たりとも葬ることは禁止された。この布告に反し、アンティゴネーは埋葬の代わりにと、兄の亡骸へ土をかけた。布告を出したテーバイ王・クレオーンは激昂し、アンティゴネーを岩屋へ幽閉する。アンティゴネーは絶望のうちに自害するが、クレオーンも悲劇に見舞われる。アンティゴネーの婚約者でクレオーンの息子・ハイモーンは自刃し、クレオーンの妻も息子の死に絶望し、縊死する。 筑波大学名誉教授で今回底本として使用させていただくテキストを翻訳された、故・柳沼重剛氏は『アンティゴネー』について、興味深いことを記されている。 「普通の人間は何とか妥協点を見つけて生き抜こうとし、生きてさえいればそのうちに何とか出来る日も来ようと期待するか、あるいは、死ぬのはこわいから、死なずにすむための妥協点、あるいは口実を何とか見つけようとする。しかし、悲劇はそこから生まれない。救いのない惨劇が起こるおそれは十分あるが、それは悲劇とはちがう」。 悲劇か、惨劇か。 この作品を巡っては、『国の法が大事なのか、それとも人間としての掟が大事なのか』という問題が議論されてきた。 かつて、ヴァルター・ベンヤミンは、法と掟を別々に考えた。 法は犯した者を罰する。掟は禁止(べからず)を作る。 法と掟。この二つは、一つの価値観「セイメイノトウトサ」によって結合され、今や私たちは、法により罰せられるだけではなく、法を犯すことも禁じられている。 法を犯す/越える時、私たちは「法の正しさ」へ疑問を同時に投げかける。 法令遵守。法と掟が混同される現在、私たちが遵守しようとする「法」とは何か。 アンティゴネーがあの時、遵法へと転向していたなら、どうだったのか。 そしてあの日以来、私たちを取り巻く世界に降り注ぐものは悲劇か、惨劇か。 『悲劇か、惨劇か。』 私たちが選択すべき時は、今だ。 田中孝弥 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 原作: ソポクレース (翻訳:柳沼重剛) 音楽・演奏: 仙波宏文 ドラマトゥルク:佐々木治己 演出助手:仲里良 美術: 内山勉 照明: 呉光雨 音響: とんかつ 衣装アドバイザー: 植田昇明(kasane) 写真: 石川隆三 ビデオ撮影: 株式会社シネマズギックス web: 飯村登史佳 宣伝美術: cursor (カーソル:岡田ゆうや) 協力: ライターズカンパニー田畑冨久子事務所 / 有限会社サンオープランニング / 株式会社WAC / イズム / 山室功 / 嶋田邦雄 / 山下智子 / 森岡慶介 / 里山智子 / 居原田晃司 制作: 浜口朋子 / 間屋口克 企画制作: 清流劇場 |
王位を巡る争いの中、相打ちで一度に二人の兄弟を失ったアンティゴネー。弟は国のために殉じたとし、手厚く弔われるが、兄は国家反逆のため、路上に打ち捨てられ、何人たりとも葬ることは禁止された。この布告に反し、アンティゴネーは埋葬の代わりにと、兄の亡骸へ...
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