満足度★★★★
「準リーディング」で描く女性の一代記
7人の女優の「準リーディング」で描く女性の一代記。
ある年から10年刻みで語る構成や優しさあふれる内容はもちろん、役の割り振り、効果音や音楽(の大半)を「声」で表現する技法、T字状の演技エリアの使い方などアイデアも良くて満足。
満足度★★★★
淡々と深く
記憶の浮かぶままのごとく
時間の断片がつづられて。
一つずつのシーンに描かれるものが、
淡々とした質感でありながら
しっかりと心に残る。
作り手の語り口も、
演じる役者たちが舞台に置くものも、
その舞台を満たす音にも、
バリなく、くっきりと伝わってくる。
そして、その先に浮かんだ、
ありふれた、でも波乱に富んだ、ビビッドな
人生の肌合いに強く捉われてしまいました。
満足度★★★★★
無題611(13-036)
21:00の回(曇)。20:36会場着、ファミマ横に2列で待機、ここは2回目。20:40列が進み受付、ドリンクを注文して奥へ。段差をつけた奥のフロア(ピアノは上手に移動していた)に向かってコの字に座席、右側、奥のフロア寄りに座りました。そのフロアの床には、緑、黄、青などのキャンドル(ホルダー)、左側と正面を向いた位置には桟敷席あり。椅子は前後2列ずつ。舞台、客席に囲われたところに数脚の椅子、黒いシートが敷かれ隅に照明、椅子のいくつかには絵本が置かれてあります。女性だけの朗読劇、7歳〜77歳までの物語、誕生(親/娘)、学校、友人、恋人、夫…終生。いろんな繋がりの始まりと終わり。開場時には、すでに役者さん数人、思い思いの姿勢で椅子に座って本を読み、途中からテキストに。21:01スモーク、21:05前説(吉田さん、70分)、21:07、舞台に7人が揃い、照明が落ちる〜22:18終演。白系の衣装、柔らかな灯りと客席のたくさんの色とはどうも視覚的には合わない…。途中から「IN HER TWENTIES2003」を思う(前回ダメだったけど、本作をみながら今回も行くことに決めました)。年末年始にアゴラで「初雪の味(両編)」みたとき「親子…」とちょっと感じるところがあったものが蘇る。ところで、どうして「King Crimson」なのでしょう…私の「Crimson」は、ほぼ1st「21世紀〜」と00/10月(@中野)のLive体験。