満足度★★★★★
ずるいけど、大好き!
何度も読み返して擦りきれた大好きな短編集の中の、お気に入りの一編みたいな珠玉感。
窓からの明かりや聞こえてくる音、ここまで毎回表情が変わることを受け入れてるお芝居なんて、そうそうないよ!それがなんにも邪魔にならないから、私もここにいていいんだって思えて、とってもリラックスできて心地よかった。
初めて生で見る各務さんがほんと素敵で…!かっこいいのにちょっとだめなとこがもう、くすぐられる。
次回があったら間違いなく足を運ぶと思う。
また花組芝居の役者さんたちで作ってくれればいいのに…!観たかったあぁ!(東京ガスでの作品を観れなかったことを、悔しがり続けている。)
満足度★★★
本物と作り物の、「リアル」。
工藤千夏演出作品を観るのは、ラフカットの『真夜中の太陽』以来2度目。
今月末で閉店する実際の美容室で、お話も美容室を舞台としたもの。
作り物のセットではない、本物の美容室の中で、役者が美容師の役を演じる(作り物)ということの、違和感と難しさを感じた。