ヒト偶蹄目 公演情報 ヒト偶蹄目」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.8
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★

    もったいない気が…。
    作品の狙いは面白いし、独特の”シュール(クール?)な世界観"も割と好み。

    ただ「ヒト霊長目」と「ヒト偶蹄目」が共存する社会という”物語の世界観”を伝え切るには70分では足りなかったと思う。

    加えて演出的にも、もっと”魅せるための工夫”が欲しかった。

    プロット自体はとても面白いので、再構築して新たに作り直してみても良いのでは?

    ネタバレBOX

    「ヒト偶蹄目」という存在は何か具体的なモチーフでもあるのかな?

    「少数vs多数」「ほとんど見分けがつかない」「逆差別」「演劇という表現で自らの存在を訴える」etc…。

    「少数=弱者ではない」。着々と忍び寄る”世の中の変化”を暗示しているようにも感じる。
  • 満足度★★

    やりたいことはわかる。
     わかる。気がする。でも。

    ネタバレBOX


     なんか全体的に演出が鈍い。おしゃれにやろうとして失敗した感。

     冒頭の映像も全然生きてないし。

     照明も顔が暗いし。

     役者も全然生き生きしてなかった。

     作家のやりたいことは伝わってくるものがあっただけに残念。

     説明過多ではあったけれども。最後の自殺のほのめかしのシーンはまるまる要らないような気もする。


     もっと叫びがほしかった。


     どうしようもない叫びが観たかったのに。
  • 満足度★★★

    突飛
    原因とか所以とか無しにいきなり”「ヒト偶蹄目」が存在する世界”とは、あ~そうなんですねとは得心がいかずはいりこめませんでした。それに反しストーリーは硬派一辺倒な感じでした。
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    あの柄の悪いじーさん客がどうなるかドキドキしてました。

  • 満足度★★★

    ヒト
    おじいさんに対応できてたのが素晴らしい。

    ネタバレBOX

    「ヒト霊長目」と「ヒト偶蹄目」という2種類のヒトの間の差別や軋轢を描く。

    多数派と少数派という争いってところ、人類の宿命てなとこがあって興味をひく舞台だった。もう一歩踏み込んだ表現とかあっても良かったかもしれない。職場や公演での不当な扱いって身近なところをもってきててわかりやすかったけども。

    「感情」の記録を研究しているってところと、ヒトとは何ぞやってとこの焦点がよくわからなかった。
    「ヒト霊長目」の彼は彼女の存在から自殺を思いとどまり、逆に「ヒト偶蹄目」の彼女(「感情」を研究している人の彼女)は、不当解雇とか友人の演劇中止の件から絶望し(「感情」研究のため?)、自殺する。

    「感情」って難解なものを料理するのは難しいけど、ここで死ぬことがヒトなのかしら。ここのところは理解できなかった。

    双方を描くため、コロコロ場面が変わるのがスムーズじゃなくて。
    舞台客席寄りで座り演技されると観にくくて困る。舞台が低いので。奥の方でやってくれればと思う。

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