ソラオの世界 公演情報 ソラオの世界」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-17件 / 17件中
  • 満足度★★

    2011までとは別物
    2011までは、想像力と役者の体力・根性が試される舞台でしたが、今作は歌って、踊ってホンワカという印象でした。
    舞台装置や照明が作りこまれている分、見る側にはわかりやすい舞台でした。

    ただ、家族・友情・恋愛、どこに主題を持っていきたいのかわからず、ぼんやりとした目標をもったソラオが、長い夢をみた。
    という感じで終わってしまった気がします。
    (現実では、両親の問題などは全く解決できませんし)

    見終わっての爽快感は、今までのソラオの方がありました。

  • 満足度★★★

    人の夢の中に・・
    はいりこんだような作品でした。

    過去何度も上演されている作品 とのことですが・・ *papasan*的には 初見です。。

    普段は優柔不断な若者 ソラオの夢の中を 具現化した なんとも摩訶不思議な感じのお芝居でした。

    観ながら なんとなく 「不思議の国のアリス」とか ゲームの「キングダムハーツ」を連想してしまいました。

    夢の中で 次から次へ場面が変化していき しかも空想的なものばかりなので リアルさが感じられなかったかなぁ・・

    また、ラストにはメッセージみたいなものもあったんだけど、それまでの流れの中では  ちゃんとしたストーリー性もあまり感じられなかったかなぁ・・

    だからストレートプレイ派はちょっと物足りない気がしてしまったかもしれませんね。

    見る人によって 色々な感想になる というタイプの作品じゃないですかねぇ。。
    歌やダンス、パフォーマンスもかなり盛り込まれていたんだけど、それもほどよい感じ。

    逆に もっと ダンスならダンス、歌なら歌を強調してくれてた方が 印象度としてはあったように思えてしまいました。

    でも 小野真弓ちゃんの 現実と夢の中でのギャップが とってもツボだった*papasan*でした。


  • 満足度★★★

    夢のある
    ふわっと綺麗に終わる作品でした。
    衣装や舞台セットなどはとても楽しかったです。
    エレベーターの表現の仕方とか、布を使って動きをだしたりだとか。

    照明もへぇ~と思わされるところが多々ありました。
    音響が個人的にはちょっときつかったのですが…人それぞれなのであまり深くは言いません!

    演劇初心者の方に見ていただきたかったかもしれません。

  • 満足度★★

    冒険物語?
    すべてを具体的な…わかりやすい姿で見せるので想像力をあまり必要としない舞台だった。想像することで「内面世界」として成立すると思うのだけれど…なんだか「別世界の冒険物語」を観ている気分だった。全体的に妙に平板で引っ掛かりがなくて、どこも悪くないけど魅力も少ないなぁと。
    ハレルヤは魅力的だったかな。

  • 満足度★★

    余りにもサービス満点の景色
    19:00公演を観劇。
    ニコ生で2010年版を拝見して非常に気に入り、さてどう変わるかと期待していたがなるほど真逆。
    ここまでされたらありがとうとしか言えなくなってしまう。たとえ言いたくなかったとしても。

    ネタバレBOX

    井澤勇貴さん主演のために編まれた極彩色の夢の中で、見事に心を奪い去ったのはエド役の日向野祥さん。
    視線の運び方と、肩から指先までの筋肉が好きでたまらないようで、ママがたくさん出てきたシーン以降、完全にロックオン。
    カテコではリラックスした様子で、肩を揺らして笑っていて。その仕草が大好きなんですよ。演技とは関係のないところで止めを刺されてしまったような。
    もっと暴れているところを拝見したくなりました。

    右小指役の天羽尚吾さん、軽やかで伸びがあってどこにいてもライトが当たってるみたいで、出てくるとつい目で追ってしまう。

    ハレルヤ役の川隅美慎さん、唯一無二の王者の輝き。嫉妬に黒くくすんだ黄金色も味わい深かった。余裕たっぷりの井澤さんを、ソラオとして苦悩させる説得力があって素敵でした。
  • 満足度★★★★★

    独特で癖になりそう!とても良い!
    2時間の中にギュッと美味しいもの詰め込んだ様な舞台でした。
    表現が他の演劇には無い方法で表され、出演者の一人ひとりの能力
    が高い感じがしました。
    観て良かった舞台でした。

  • 満足度★★★★★

    わかりやすく楽しいシュール
    不思議の国のアリスを彷彿させる夢の中の混沌とした話(ちょっと怖い)を、シュールかつポップに表現した楽しい作品でした。リズム良くステージが進行。

  • 満足度★★★

    児童文学的な
    カトゥーンアニメとか児童文学を彷彿させる内容で舞台でした。
    「青い」とすら言えない、中二以前の小学生っぽい魂を丁寧に丁寧にラッピングしましたみたいな流れなので、お好きな方にはたまらなかろうと思います。
    小学校五年生魂みたいな。
    「厨二」というジャンルの手前に「小五」というジャンルがあるのかもしれないですね。

    私はもう少し毒があるほうが好きなので、私にはあいませんでした。
    でも演出効果やすごいと思いましたし俳優さんたちも熱演されてました。
    ☆については好みの問題です。

    ネタバレBOX

    「歌で世界をかえようと思った」や「親子関係のトラウマがすべてを引っ張っていまに至る青年」というのがコメディじゃなく本気でやれるのはすごいなと思います。
    照れちゃったり、さすがになーと感じて、そこで毒を盛ったり、笑いにシフトさせたりしがちですよね。
    そうしないでファンタジーをかぶせてテーマは直球で投げましたっていうのは、真面目だなーって。
    その分、私は主役の子に痒い感じになったんですが、あの痒さそのものは決して嫌いじゃないです。
    全体に「うんこ」って出したら笑うんだろうなみたいなノリが「小学生男子かよ!」って、そこのギャグセンスも首尾一貫して小五っぽいなー。エロやラブの出し方も小五っぽいなー。

    児童文学好きなので嫌いじゃないです。
    いっそ児童文学っぽくして小学生主人公でもいいんじゃないのみたいな、そういう気持ちにはなりましたが。
  • 満足度★★★★★

    幻想的演出
    なるせゆうせいさんの演出が素晴らしかったです。不思議の国のアリスを彷彿とさせる作り方でファンタジーに溢れていました。ドンピシャ、大好物でした。
    またセットの作りも素敵で登場するキャラクターや車など遊び心に溢れていました。もう一回観たい。

  • 満足度★★★★★

    楽しいおもちゃ箱
    西田シャトナーさん演出の前作は見ていないが、無責任に楽しかった。
    こういう芝居ってありだよなあ、と思った。
    イケメン君がたくさん出てて美人もかわいい子も芸達者な方もたくさん出てて、何しろあっという間に時間が経つ感じ、
    もっかい見たい。

    ネタバレBOX

    ヨルダさんが明るくて清潔でかわいい大人の女性で、どうかすると下ネタに走りそうな舞台全体をいい感じにクリーンにしてくれる。
    ソラオ君名演技。
    幼少期のソラオの存在がお話にふくらみを持たせたように感じる。
    ラストの出演者たちの逆戻しがすごくよかった。
    個人的には「ハレルヤの世界」を右小指つきで見たい。
  • 満足度★★★★

    面白い演劇
    小気味よく繰り出される場面の連なりを夢中で追いかけた、あっという間の2時間だった!
    アイデアが面白くて、良くできた芝居だなぁ、と感心するものの、心を揺り動かされる、という事はなかったような気がする…。

  • 満足度★★★★★

    おもしろい!
    初日観劇してきました!舞台美術が豪華★内容もおもしろいし、演劇化不可能といわれる意味がわかりました。でも、まんまと覆されました。色々と、まさか!でした(笑)ダンスなどもあって見ていてとても楽しかったです!劇中歌のクオリティがすごい!

  • 満足度★★★★★

    楽しかったです!
    初日に観劇しました。
    初日にしてカーテンコールがなんと3回!
    まるでおもちゃ箱かサーカスのような楽しさ
    だけど決して子ども向け、ではない舞台
    夢と元気をもらった、あっという間の2時間でした

  • 満足度★★★★

    シュールな世界
    なるせゆうせいさんは、原作の「ソラオの世界」のテイストを生かしつつ、自分色に染めて新しい世界を作っていました。それは、ひとことで言えば、「シュール」です。
    それぞれの役者さんが個性的で素晴らしいのですが、カネコアヤノという逸材の登場の仕方に驚愕しました。
    演劇の面白さを再確認した舞台です。

  • 満足度★★★★

    好みの世界観
    原作があるようですが、読んでいなくても楽しむことができました。ただ、次から次に物語が展開するため整理がつきにくい所もありました。エネルギーはすばらしいのですが、欲を言えば観客に息つく暇を与えてほしかった。突拍子のない世界でも区切りはあるはず。そこがおしいなあと思いました。
    個人的には「ブレイブストーリー」を思い出させられる内容。劇中歌が好きでした。

  • 満足度★★★★★

    サイコーだった!!
    若いパワーに元気をもらった。
    実はあんまり期待してなかった作品だったが、
    単純に楽しかった!
    役者って大変だな。観とくべし!!

  • 満足度★★★★★

    綺麗!
    舞台美術が素敵でした。

    ネタバレBOX

    とにかく綺麗で美しい舞台美術でした。背景に映像を映し込んで場所を転換させるようなまやかしではなく、本物の舞台装置を素早く移動させ、そこに光を当てたり暗闇を利用したりして美しく表現していました。

    黒子さんを使った表現も素敵でした。音符の♪は全て下向きだったような気もしましたが、空中を浮遊する小人のような人たち、人魚、巨鳥、ちょっとしたアイデアですが効果的でした。

    強行に実施された脳波調査の実験で完全にオチたソラオはある意味理想郷でもある夢の中をさまよいます。そんなソラオを現実に引き戻すため、正しい先生と仲間たちがソラオの夢の世界に入って救い出す大冒険スペクタル。

    2009年5月の初演のときは、その前日にアリス物を観たこともあって、アリス的な夢の世界に辟易した記憶がありますが、今回は舞台美術の美しさもあって素直に受け入れることができました。

    彼女がいて、バンドも成功している夢の世界、そこから戻ったソラオですが、タイムマシーンじゃないから現実は何も変わってはいません。しかし、仲間の大切さを知り、真剣に音楽に向き合うようになり、バンドのメジャーデビューも間近かなといったところまで進んだソラオでした。

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