満足度★★★★★
無題588(13-013)
19:00の回(曇)。早く着いたので外で待っていると中へ入れてくださる。今夜はそれほど寒くはないといっても中の暖かさはありがたい。18:27受付、18:30開場。下手にピアノ、パーカッション。座席は前列に桟敷、後ろにパイプ椅子。3部構成、ピアノ、パーカッション、フルートの演奏とダンス、詩。19:02三輪さんの挨拶、19:07暗転~19:25~19:34、休憩、19:44~20:33終演。プロジェクト大山は「キャッチマイビーム(2011/8)」からみていて3作。で三輪さんの公演にきました。3作は舞台との距離がありましたが本作は目の前...んーーー凄いですね。
もともと「大山」をみたのはチラシの衣装が「キケロ星人ジョー」に似ていたから、という不埒なものですが、今夜は、3つの演目で変化をつけていました。
第1部「マトルズダンス」を聴いていながらEL&P「TARKUS」で演ってくれたらなぁ、などと考えていました。余談ですがネットをみていたら「'The title refers to a dance performed by a group of fanatics in one of Frank Herbert’s Dune books」とありました。「デューン砂の惑星(カバー、挿絵は石ノ森さん)」とその続編たちは、作者が亡くなった後の新作は別として、文庫を揃えていながら通読したことがないという困りものです。花びらを背負ったスピードと切れ味の舞台、黒い衣装と帽子と黒いピアノ、純朴さとミノムシの衣に似た色合いの衣裳とフルート...。
物語がガイドとなって演じられるとはいえ、聴こえてくるもの見えている舞から受ける刺激に、想像力は一生懸命反応しようとします。その緊張感と想像力を遥に超えた刺激に満ちた時間でした。