新年工場見学会2013 公演情報 新年工場見学会2013」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    今年の観劇初めに
    ものすごく脱力してるのに、要所要所の締めるところではちゃんと「演劇」としてガチな部分がぎらっと目を光らせてる、そんなかっこいいorぞっとする瞬間が多くあり。

    10年になるというこの企画、観るのは初めてだったけど、来年も是非スケジュールあけて行きたいものだなあと。ホットワインも美味しかったし。

    声潰しちゃって役を換わった黒田さんと、声がかれ気味だった内田さんがちょっと心配です・・・

  • 満足度★★★★

    お餅いただきました
    獅子舞のかたにお餅いただきました、ありがとうございます。正月にうってつけのゆるさとおもてなし(ホットワインに加えてあったかい麦茶が用意されました)と演劇愛だったのではないでしょうか。

  • 満足度★★★★

    満席
    上演時間2時間50分(休憩込み)。満席の大盛況。ロビーの飲み物販売はなかったが、おなじみ休憩時間のホットワインは提供された。この公演独特のリラックス感に浸りながら楽しんだ。

  • 満足度★★★★

    昔とは様変わりのレベルで
    ここ1~2年は作品のレベルにも常ならぬものがあり、
    年頭の厄払いの賑やかし的なものではなく、
    クオリティをもった演劇公演を柱とした年初のイベントへと変身した感。

    出演者変更のアクシデントはあったものの、
    2作とも、良く作りこまれていて笑えたし、
    薄っぺらさを感じさせないボリューム感と
    演劇としての見応えがありました。

    ネタバレBOX

    冒頭に黒田さん降板のご挨拶があって、
    それも紋切型ではなく、
    ウィットと説得力をもった説明になっていて。
    明日には治っているとよいのですが・・・。

    「金子演劇をやめるってよ」
    で、急遽台本を一部変更したという戯曲が、
    そのアクシデントもスパイスにしつつ
    ±をしたたかにカバーしていて。
    役者を守りつつ、
    作品の質を落とさない作り手の腕に舌をまく。
    戯曲として、しっかりと観る側を流れに導き
    したたかに回収するのはさすが。
    観終わって、ボリュームを感じつつ、
    それが面白さの幅に広がって・・・。

    役者も、新年だからという甘えを全く感じさせないお芝居。
    物語の構造も鮮やかにまとめられ、伏線のふりも決まり、
    出演者のアクシデントを見事にカバーしたことも含めて
    なにか、遊び心に満ちたとても良い演劇を
    観た気分になりました。

    「大作映画の偽物」

    冒頭から何かの暗喩を感じさせ、それがゲートになって
    舞台にぐいっと惹き込まれてしまう。
    インタビューシーンの面白さから、
    そのまま流れるように物語に取り込まれ、
    ダークレイダーのオーディションシーンに行きついて。

    このオーディションは本当に面白かったです。
    いろんな突き抜けがあって、
    それを背負う役者たちの力量をたっぷりと楽しませてもらうことができて。

    それぞれのエピソードが実によく練られていて、
    なおかつそれを広げ踏み出す
    役者たちのいろんな切先と
    突っ込み方にひたすら見入ってしまう。

    ラストも綺麗に切られて、
    ちゃんと余韻が残って。

    面白かったです。

    その他、プーチンズ、獅子舞などもあり、
    楽しませていただきました。

    今年の初観劇ではなかったのですが、
    なにか、良いものがたくさん観れそうな
    予感をもらうことができました。
  • 満足度★★★★

    ダークサイド
    面白い。

    ネタバレBOX

    「黒田、演劇やめるってよ」
    とある映画のセリフについて、過去回想を始める監督の話。
    初台の貧民街にマッカーサーが新国立劇場をつくることになるが、貧民の投げた石があたったことで、怒り、貧民街を焼こうとする。元演劇人の金子は、演劇で友人を亡くしたことから演劇を封印していたが、初台のピンチに演劇で周囲の人間やマッカーサーを突き動かす…。
    黒田大輔降板で、金子が役を代わるという実際のハプニングも、芝居の中にドンドン突っ込んできて、どんどん笑いに変えていく。ゆるい空気の芝居だけど、笑えて芝居っていいよね的なぬくもりが好き。

    「ザ・プーチンズのお正月」
    曲間のネタは前田司郎の提供だろうかしら。面白かった。

    「大作映画のニセモノ-多分スターウォーズ-」
    飛鳥と影(チャゲ)のデビュー話はさておき、メインはスターウォーズのダースベイダー審査の「暗黒面」談義。バカな話を真面目な空気の中繰り広げるという、爆笑の舞台。最終的に「ダークサイド」って言葉だけでもなんか笑えてくる、そんなチカラのある作品だった。

    「ポリスキル」
    黒田降板により上演なし。とても残念。

    あと、前田らがワイン片手に会話する転換時、握手会しか女性と触れ合ってないってネタは大いに笑った。

このページのQRコードです。

拡大