『うぶな雲は空で迷う』 公演情報 『うぶな雲は空で迷う』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★

  • 満足度★★★★

    一時間半の旅
    前作「少しはみ出て殴られた」と同じワンシチュエーション。
    揉め揉めの会話劇なところも変わらず。面白い。
    途中からオチが読めていたが、ああするしかないよな〜

    アフタートークのゲストは猫のホテル千葉雅子さん。
    普段から謝ってばかりの千葉さんの裏面、劇団員が辞めるときの引き止め方は恋愛観と似ている、土田さんとの曲がり角での出会い、6月の二人芝居へと続く…

    MONO次回作は来年のこの時期。
    また伺います。

  • 満足度★★★★★

    キュートな窃盗団
    チラシをみても何を見ても、「ダンディーなSF会話劇」とあった。
    だから、今回、MONOはダンディーを目指すのか、と思って期待しながら劇場に向かった。
    でも、実際、あれはダンディーだったのだろうか???

    5人の窃盗団が、船の中で繰り広げる失敗→言い訳の繰り返し。
    あっという間に時間は過ぎ、期待したことは自分の元に訪れることはない。
    ある種の絶望さえ感じてしまうけど、その様子が滑稽で、それを演じるMONOの皆さんがとてもキュートでした。
    それぞれのキャラクターが持つ魅力と役者さんの演技力の素晴らしさ、見事なチームワークによって生まれる会話のズレが面白かったです。

    前回の「少しはみ出て殴られた」に見られる、バイオレンスな部分や目を背けたくなるような部分はなくて、むしろ笑えるんだけど、胸にズシッとくる台詞が散りばめられていて、さすが土田さんだなぁ・・・と感心しました。

    ここ数日、複数のストーリーが絡み合ったお芝居を見ていただけに、1つの芝居を落ち着いて見ることができ、充実感を感じた。

    ネタバレBOX

    結局、元に戻ってくるという結論で終わるわけですが、何か大きなことを夢見るのではなく、足元を大事にすることが重要なのかな?なんて考えて家路に着きました。

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