てかがみ広島第1回公演
〜ハイライト公演〜
実演鑑賞
JMSアステールプラザ 多目的スタジオ(広島県)
2025/12/13 (土) ~ 2025/12/14 (日) 開幕前
上演時間:
公式サイト:
http://h-culture.jp/opera/renaissance/event3/entry-3225.html
| 期間 | 2025/12/13 (土) ~ 2025/12/14 (日) |
|---|---|
| 劇場 | JMSアステールプラザ 多目的スタジオ |
| 出演 | 山岸玲音、川手響、裏池佑佳、大野内愛、中東駿、大迫和磨、御牧彩加、一大輔、重本ゆうき、藤田真帆、新家華織、妻苅一樹、山本徹也 |
| 作曲 | 池辺晋一郎 |
| 演出 | |
| 料金(1枚あたり) |
2,000円 ~ 3,000円 【発売日】 一般:3,000円 大学生以下:2,000円 (全席自由) |
| 公式/劇場サイト |
http://h-culture.jp/opera/renaissance/event3/entry-3225.html |
| タイムテーブル | 12月13日(土) 17:30 12月14日(日) 14:00 |
| 説明 | オペラ「てかがみ」は21世紀の幕開けを祝い若い人たちへのメッセージを込めて作られました。 小さな手鏡が様々な人々の愛の力により、55年の歳月を経て戦時中の日本からアメリカへ、そして21世紀を迎える現代の日本にまた戻ってくるというお話。 私たち日本人にとって決して忘れてはならない80年前の戦争の体験、広島と長崎の原子爆弾を初めとする本土空襲の怖ろしさなども劇中に織り込まれています。 【あらすじ】 第一幕 ●西暦2000年(平成12年)の新潟市 小学校教諭の亮子と高校教諭ジョンの結婚披露宴。亮子の教え子達も駆けつけ、祝いの歌を歌い始めたその時、結婚式場に火災が発生してしまいます。 この火災で亮子の父親の武田勇一は少年時代に空襲による火災で亡くした母親カヨの幻影を見るところから物語は始まります。 ●西暦1945年(昭和20年)新潟港 母カヨに連れられて5歳の勇一は新潟港に来ています。その時、父親が乗る掃海船が触雷して沈没してしまいます。動転するカヨをアメリカ人捕虜の軍医リチャードが介抱しますが5歳の勇一に「鬼畜米英!どうして機雷を落とした!」と詰め寄られます。 やがて新潟市にも疎開命令が出され、夫を失ったカヨと勇一は、長岡の実家に疎開するのですが、カヨは港で自分を介抱してくれたお礼に軍医のリチャードに手鏡を渡してくれるよう、夫の親友の杉本監督に託します。カヨに恋慕の情を抱く杉本は、苦悩しながらもリチャードに手鏡を渡し、自身もカヨへの慕いを胸に生きていく事を誓います。 第二幕 長岡空襲の悲惨さを突きつけ、リチャードに詰め寄る杉本監督。そこに空襲の被害から逃き延びた5歳の勇一が現れ、炎の中に母親を見殺しにした事を告白します。杉本は勇一に「忘れろ!その辛さは心の底に沈めてしまい、誰にも言うな…」と抱きしめ、勇一を自分の子供として育てる決意を固めます。 終戦になり、この国の未来を案じ嘆く杉本に、帰国を控えたリチャードは「時は流れ、必ずこの子達がこの国を担う、この時代にあった事を忘れないなら…」と話します。 ●2000年(平成12年)校長室 亮子は突然の火災で思い出された父親のつらい戦争体験を聞き、今までそれに気づかず過ごしてきた自分は、でみんなから祝ってもらう資格がない!と披露宴の中止を懇願しますが、勇一が「この時代にあったことを忘れないなら…」というリチャードの言葉を思い出した事からリチャードがジョンの祖父であった事に皆が気づきます。ジョンの母親レイチェルは自分の母(すなわちリチャードの妻)から託された手鏡を亮子に渡します。この手鏡こそが勇一の母カヨがリチャードの婚約者へと託した手鏡だったのです。巡り巡って国と世代を超越してまた日本に戻ってきた「てかがみ」でした。 いつしか披露宴は再開され、参加者全員が二人の結婚と希望に満ちた明日を祝って高かに歌います。いつしかそこには昭和20年の登場人物達の姿も加わり、幻想的に感動のフィナーレを迎えます。 ☆このストーリーは全国公募し入選した「手作りの心温まる結婚式」、「大海の彼方に」、「松山鏡」の三作品を参考に脚本家平石耕一によって作られました。 |
| その他注意事項 | |
| スタッフ | 台本:平石耕一 指揮:岡田倫弥 構成:松山郁雄 ピアノ:安田晃子 |
小さな手鏡が様々な人々の愛の力により、55年の歳月を経て戦時中の日本からアメリカへ、そして21世紀を迎える現代の日本にまた戻ってくるというお話。
私たち日本人にとって決して忘れてはならない80年前の戦...
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