セツナコウロは港行き 公演情報 セツナコウロは港行き」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.8
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  • 満足度★★★★★

    最後は皆で生きていました。
    バラバラだった人たちが実はどこかでつながっていて、最後ひとつにまとまるというお話は以前観劇し、無理矢理だなって思った事がありますが、セツナコウロはそれが違和感なくできていった気がします。
    コメディの笑いのポイントですが、ストレートな笑いあり、シュールな笑いあり、マニアックあり、ファンサービスありでとても楽しめました。
    GAIA_crewらしい、メッセージ性のある、笑えて泣けて、心に残る公演でした。
    登場人物の全員を好きになりました。
    また見たいなってずっと思ってます!

  • 満足度★★★★

    ドタバタ人情コメディ
    きっとコメディだったのでしょうけれど、それほど笑いのツボは感じられませんでした。それよりも旅館を舞台にした群像劇のような感覚でした。登場人物たちはそれなりに訳ありの人たちばかりで、終盤で自殺未遂をはかった先生をみんなで励ますパターンは、人情劇の王道でした。

    観客に笑い屋みたいな高齢者がいらして、まったく面白くない場面でも無理に笑ってるような感じでした。むしろ、これにヒイテ、たまたま笑えなかったのかも知れません。

  • 満足度★★★★★

    セツナコウロは港行き
    最近は100人以下の小劇場での観劇が続いていますが、今回も定員70人の会場。
    ストレートプレイかと思ったら後で聞いたら、コメディだそうで、クスクス笑わせてもらいました。
    後半で久しぶりにウルッとする場面もあって充分に楽しめました。
    ドガドガプラスの結城梨菜さんの客演を目当てに行ったのですが、Aya-kaさんの演技が気に入りました。

  • 満足度★★★★★

    ご縁ってのは大事よね
    随分前の話だが、映画解説のおすぎさんが
    「いい映画っていうのはね、その中に自分が見つけられる事。
     それを見つけられると、その映画は倍楽しく見られる」
    という話をしてらした。
    今回まさに、この舞台を見た人が、どこかに「自分」を
    見つけられ、重ねて見られるのではないか?
    今後の生活に、自分の未来に、仕事に、とりかえしのつかない?事に
    きっと誰もが持ってる、同じ悩みや不安をもった人達が、
    何故か一つの小さな旅館に集まってくる。
    そこで繋がる「縁」
    役者さんのやりとりに、台詞に活路や、きっかけ、希望だったり
    を見つけられる。
    そういう「何か」を「心のお土産」に持って帰れるお芝居です。
    是非、いろんな方に「お土産」持って帰って欲しい。

    以下ネタばれBOXへ

    ネタバレBOX

    キャストの登場がまず面白い。
    とても映像的なのだ。
    OPで登場人物がガーンと映し出されてキャスト名が下にバン!と現れ
    最期にタイトルが現れるという・・・アレ。

    圧巻なのはAya-kaさん演じる就活少女が歌う歌。
    声の透明度が半端ない。彼女の声に引き込まれた。
    鬼丸さんのギター演奏で歌うシーン、キャスト1人1人見てほしい。
    細かい演出がされていて、胸が痛い。

    ラストの三橋さんの笑顔と台詞が全てを包みこんでくれます。
    あの笑顔は心打たれますよ。
    どういう台詞かはここに書かない。見に行って直に聞いて。
    色々皆あったけど、そうありたいね、そうだといいね。
    と心から思うシーンでした。

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