発情ジュリアス・シーザー 公演情報 発情ジュリアス・シーザー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
21-23件 / 23件中
  • 満足度★★★★

    和装政治劇・・・?
    ネタバレにて↓

    ネタバレBOX

    今回で3作目となる女体シェイクスピア。フライヤーを見て「なぜ和装?」と思った方も多いと思います。(私もその一人でした)しかし、内容を見てなんの違和感もなく観れるのは私が日本人だからでしょうか。フィリピンで戦うブルータス達が新政府軍と戦う幕末の志士達に見えてしまいました。が、アフタートークで中屋敷さんが「今回のイメージは信長と龍馬(もしくは西郷さん)」とおっしゃっていたのを聴いて納得しました。役者のなかではルーシアス役の我妻三輪子さんが良い味を出していました。また川上ジュリアさん演じる小柄なシーザーも、この女体シェイクスピアシリーズの醍醐味そのものを表していたと思います。今回も満足の90分でした。
  • 満足度★★★★

    中屋敷演出ならでは
    なんで一部のキャストは和装なのかとかといった開演前の諸問題もすんなりと受け入れられた。普通に面白いがいろいろな知識や教養を備えているとより愉しめる作品かも。これはシェイクスピア劇ならではなのか中屋敷演出ならではなのか。

    ネタバレBOX

    円形劇場なのでどうしても逆側を向いての科白が聞き取りにくくなる中、深谷由梨香の声は逆向きでもバッチリ聞こえる。声量と発声の上手さなのだろうか。感心した。

    その他キャストの中で七味まゆ味と岡田あがさの存在感が異様。特に岡田あがさは決して出番は多くないが出てきたらその場の雰囲気完全に持っていく。独特の空気感でオンリーワンの役者さん。渡邊安理も上手かった。

    葉丸あすかは、アフタートークで初めて素のしゃべりを観たがイメージと違って驚き。作品毎に印象バラバラでいろんな役柄をこなせる器用さは魅力。清水由紀は舞台映えする容姿が印象的だった。急遽乱痴気公演からの抜擢なのだと思うが今後の活躍に期待。
  • 満足度★★★★

    国籍時代不明で実験的だけど
    かなりポップなシェイクスピア。
    現代にあっては、男が演じるとかえって変になり、女が演じる方が違和感が減じる部分があるのだとか。アフタートークで妙に納得。

このページのQRコードです。

拡大