それはさておき恋はくせもの 公演情報 それはさておき恋はくせもの」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.5
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★

    観ようによっては隔靴掻痒の感
    マクロからミクロまでいろんな問題を盛り込みつつも丁寧にかみ砕いて提示しないので、観ようによっては隔靴掻痒の感があるやも?
    「ん?これはアレの隠喩?」とか読まなくてはならない、みたいな。
    ある意味「ブッフェスタイル」? 沢山盛り込んだテーマから好きな(あるいはワカった)ものだけを受け取ればイイ、的な。

  • 満足度★★★

    まあまあですかね・・・
    劇団初見。ちょっとレトロでチープな味わいのDVがかったホームコメディ。多少くどくて、なんか意味不明なところもあって、まあまあですかね。

  • 満足度

    いろいろダメダシ
    チケプレの招待で拝見しましたが、名前がありませんでした。これはあまりいい気分ではなく、受付の対応も問題です。

    ネタバレBOX

    舞台の書き割りや2階ベランダのアイデアは良かったと思います。ただ、2階客席は見づらい席が多く、手前に座って前を通さない観客が多く、無駄な席が沢山ありました。1階からは舞台から客席までの距離が短く、2階が高すぎたために見づらくなっていました。役者の出ハケと観客の見え方のどちらを優先するかですが、観客としてはしっかり見せてほしいです。

    1階は居間と外の境はあるようで靴も置いてあるのですが、靴下のまま外まで行く人、靴を脱ぎ履きする演技を見せる人、靴のまま家の奥まで入る人と様々で、舞台が成立していませんでした。

    脚本は内容が古臭く、介護の現状を理想的に捉えすぎており、現実に追いついていない感があります。ほぼ老々介護の家庭で死ねや殺すという言葉が飛び出すなら、もっと追い詰められた前提があるべきです。役の性格と背景に乖離を感じました。

    老人の奇行の理由も提示までが冗長で、正直、どうでもよくなりました。厳しい言い方ですが、共感できる役がなく、脚本の魅力も感じられなかったためだと思います。学芸会のように、役者さんのお友達が、お友達を見る目的で鑑賞するなら良いでしょうが、一般の観客には魅力がない作品だと思います。

    役者も滑舌が悪い人が目立ち、肝心の言葉を噛んでも言い直さないので、意味が分からないシーンが多々ありました。テンション高く大騒ぎをするシーンも多いのですが、殆どヒステリックに叫ぶばかりで、興奮の根拠が怒りなのか、驚きなのか、嘆きなのか、伝わりませんでした。

    劇中に「人が多すぎる」という台詞がありましたが、そもそも役者が多すぎる気がします。役を半分にして、整理した方がいいと思います。個人の演技に集中する役者が多く、全体の調和がとれておらず、つぎはぎな感じがありました。

    スタッフワークも、場内に案内役がおらず、見やすい席で観劇していたスタッフも、案内もせず席を譲ってもくれませんでした。良く言えばアットホームですが、一般的には失礼で気が利かない印象です。

    男性客にマナーの悪い人が目立ちましたが、スタッフの対応が悪ければマナーにうるさい客は来なくなるでしょうし、役者の知己であれば不遜な態度になる人もいるでしょう。客層の悪さがスタッフの悪さを写しているように感じました。

    私にとっては非常に残念な作品でしたが、個人的な意見なので、好きな人もいると思います。見せて頂き、ありがとうございました。

  • 満足度★★★

    それはさておき
    初めて観たこともあり色々新鮮でした。

    ネタバレBOX

    内政干渉とか、信託統治とか、PKOとか、何か国家間の紛争を皮肉ろうとする意図があるのかとも思いましたが特にそうでもなく、どうしようもなくなってラスト腹を切って終わらせたって感じでした。

    死にたがっている老人に暴力を加えることが自殺幇助的な行為なのか、上手側の家の夫婦にももっと問題があっても良いのではないか、今一華のないちょいイケメンだなとか、医師は冷たい感じの美人だなとか思いました。

    テレビや戸棚の輪郭をマジックで書いたような背景も新鮮でした。

    それはさておき、ベテランと思しき年配の役者さんの多いこと多いこと、若手の劇団に客演されれば化学反応が起きて素晴らしいことになるのではないかと思いました。

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