満足度★★★★
初デラシネラ。
片桐はいりさん、生で拝見するのは
ブリキの自発団「ナンシートマトの三つの聖痕」(’84=スズナリ)以来。
あいかわらずチャーミング。
そして、構成・演出の小野寺修二さんに、俄然、興味が湧いた。
表現は10人いれば10通り、だからおもしろい。
満足度★★★★
密度UP
正体不明の説得力で圧倒されたトラムでの初演から、パブリックシアターに移っての再演ってことでどうなるかなあと期待半分不安半分で観たんだけど、空間の密度が下がるどころかますます上がってて圧倒される。
これは俯瞰じゃなしに前のほうの席で、空間の渦に巻き込まれそうになりながら観たかったなあ・・・。
初演で印象的だった森川さん演ずるムルソーのソロがなくなっていて、かわりにアンサンブル成分が増量。
ムルソーが「ソロで踊る」ってのは、「作劇としてナシ」って判断なのかな?