満足度★★★★
今年最後に相応しい完成度(*^◯^*)
面白かった。多分今年観たミックスドックスの中では一番良かった。ゆうじ役の水野駿太郎がとにかくいい。表情がきまってる。どうしても年の知り合いの芝居を観てると100パーセント役者としてみれないってことが多々あるけど普通に「いい役者さんだなあ」とか思いながら観ていた。ちょっと言い過ぎな気がするけどちょっとしたスター性を感じる
小さめの劇場で割と多めの人数だけど舞台セットのおかげでうまい構図となっていた。あととにかくOPダンスがいい。ただダンスをみせるんじゃなくて演劇のダンスはこうやってストーリーに綺麗にかかわる振付の方が好き。音楽もお見事。好みです
コメディシーンもよかった。いつもストーリーをつきすすめている山根翼がわりとフットワークが軽い役で新鮮だったし楽にみれた。
展開が急ではないんだけどなんとなく小さくまとめられすぎな印象。もう少し、どっかでもうちょっとじっくりやるシーンとかがあってもよかったんじゃないかなって思う。いい話を超えそうでこえないもどかしさが少しあった。
舞台セットがわりと演劇向きでないのを処理しきれなかった事が気にかかる。セット自体は素敵だったんだけど
まとまった作品だがまだまだはじけられるという期待をこめて四つで
無題555(12-298)
18:00の回(晴)。チラシの写真とはずいぶん印象を異にする舞台だけど、下手に(たぶん)仏壇、中央は家族が使うテーブルとイス、上手には文庫本等の山。18:03前説~19:37終演。こちらは初めてです。具体的な感想は公演終了後に。
すみません、遅くなりました。お話は「説明」にあるとおり。劇団の方が同世代(にみえる)なので、家族という設定について「見た目」無理があるように感じました。できるだけリアルに演じようという意図なのでしょうが、どうみても...。そうであれば、全員同じ衣装で、演技だけでやりぬく等、があってもいいかなと。また、セリフもほぼ全員一本調子で、それも、なんでこのひとたちはこんなに「自己主張」したがるのかがよくわかりませんでした。お話については、「みえていること」=「存在していると認識できること」がどうしてうれしいのかが伝わってきません。ありえないこと...だということではなく、この家族の幸せに欠かせない、という点が見えてきません。まずは普通のお客さんが普通に楽しむことができる、これではないかなと。ステージの様子はサイトのブログにアップされていますがチラシからイメージされるものと(私が受けた)お芝居の印象とは相当違っていました。ダンスはいらないでしょうし、中央の台に集まりがちで、狭い舞台がさらに狭い物語の世界になってしまったようです。役者さんがどうなのかは、初見なので控えるとして、脚本/演出については疑問でした。