満足度★★★★
大好きな劇団さん
感想が遅くなり、その上若干評価ポイントを下げること心苦しいですが、率直な意見を。始まりのシーンからステキ、観覧車の映像もステキ、役者ステキ、色々ステキ三昧。が、状況の説明のみ親切過ぎて残念。大半の観客の想像力を信じて、パスっと説明無くしたら、観客各々の想像力で世界は広がると思います。そしたら、私個人的には、5点☆を超えて6点☆です。
満足度★★★★★
命に対する捕らえ方が面白い。
面白い物語でした。 今回 死に対する捕らえ方が、前回 前々回より少し違っているように感じました。上手くいえませんが、柔らかくなった?
死神演じる 河上さん ぴったりですね。 疫病神:横田江美さん 愛神:西原希蓉美さん 面白いです。 ボタン演じる みずさんの優しい語り、 竜崎さん 一瀬さん の普通の素のような演技 アケビ演じる諏訪さんとその母つつじ演じる高島さん の 2代の未婚の母 今回役どころによって演技が強調していたり 普通であったり 個性が物語を見易くしております。最高に面白いお芝居でした。
満足度★★★★★
愛溢れるメルヘンハード
始まりから驚いた。前説(笑)
普段の関西弁の会話劇。
終始ワクワクした。
前のめりになった。
それぞれのキャラがすべての役者さんにピッタリでした。
それぞれが愛すべき役でした。
皆が愛に溢れていました。
死神も疫病神も愛神も。
役名の付け方とかも好き。
選曲も好き。使い方も良い。
まがねが彼女を連れて実家に帰りお母さん、お姉さんと話すテーブル、椅子に着くとき
ちゃんと奥側の役者さんが見えるように座ったりとかの細やかさも良い。
時間軸が入れ替わり
途中までわからなかった二つの家族がつながり
そういうことだったのか!と。
そこかしこに愛が溢れているお芝居でした。
何回も涙が出たのだけど
その後に笑いがありいつのまにか涙もひっこむという
ちょっとその辺は「もうちょっと泣かせてよー」とかも思いましたが。
ちょっとだけ。
西原さんを一人芝居で観て興味があり観に行きましたが
やっぱり歌うまくて素敵だしあの声が好きです。出番が少なかったので残念。
でも作品としてめちゃめちゃ満足しました。
観て良かったです。
満足度★★★★★
映像と音楽が絶妙!不思議な世界観の作品!
いゃ~良かった♪
久しぶりに観劇後呟きました(^^)
映像のクオリティは前回で実証済みでしたが
劇中での演出でも使われていて、それが効果的に美しい神秘的な世界を創り出していました♪
ストーリーも前作とまた違った展開の独特なファンタジー!
役者さんも近藤さん黒一点⁈に個性的な女優陣との共演は見応えあります!
死神は前作と同じ河上由佳さんの独特な語り口調が印象的♪
その他の厄日神&愛神も交じっての掛け合いも面白い♪
それにしても愛神の西原希蓉美さんは二週続けて観てます(^^)
過去と現代が交互に展開される話しがタイムスリップする時の
切り替わりで音と光の魅せ方などで分かりやすく粋な演出♪
後半になって死神が何故?取り憑いているのか明らかになって行く…
そこに前作でも現れた観覧車が繋がっている♪
話がどんどん繋がってくると…なるほど~!
面白いストーリー♪
音楽と映像が絶妙で独特な空間に包まれた
それは世にも奇妙な物語の様な雰囲気の愉しいお芝居でした!
満足度★★★★★
涙が止まりませんでした。
とてもすてきな作品でした。
とにかく演者のみなさんが一人残らずほんまに素晴らしくて、9人全員に気持ちを持っていかれてしまいました。
観に行ってほんまに良かったです。
人間は必ず死ぬ。
生と死の間隙で、みんなの優しさと、理不尽なほどの母親の子どもへの想いと、子どもが生まれてくるときにお母さんを選んでくれていること、そして、死から逃れることはできなくても、命をつないでいくことはできることを、ぼくたちに教えてくれた。まさにメルヘンで優しくて、ハードな物語でした。
牡丹(ぼたん)と木槿(むくげ)は本当の家族として、いくつになっても鉄(まがね)のことが可愛くて仕方がないんです。
お姉さんの木槿は一瀬尚代さん。見た目は三人の中で一番若いのに、優しく微笑んで鉄に向ける眼差しは、ほんまのお姉さんやと思いました。「そやな」って鉄に相槌打つとこ、これはもうお芝居とは思われへんかったです。
お母さんの牡丹はみずさん。鉄が本当の自分の子どもじゃないことに気づいていたことを聞いて、「私ら、気づかんと鉄のこと傷つけてしまっとったんか?」って自分を責めるところは、小さくて天然でほんわかしたお母さんが、きゅって小さくなってしまったようで、胸がねじ切れそうになりました。(オチはもちろん爆笑でしたが。)
とても素敵な家族です。鉄が優しい大人に成長するはずです。
鉄の本当のお母さん木通(あけび)は周防いつみさん。観覧車が崩れ落ちるとき、走馬灯の中で虚空に向けられた眼差しはもはや前後不覚なのに、おなかの子どものことだけを考えている。
母親の論理。
自らの魂と引き換えに死神と取り交わした契約は、もう無茶苦茶としか言いようがないけど、目のチカラと魂の叫びがすべてをねじ伏せてしまっていました。
死神とのやり取りは「誰?」から始まりますが、最初はすうっと抜けてるこのひと言が、たまらなく良かったです。
あと、物語全般として、男性のことが恐ろしいほどざっくりと捨象されています。
削ぎ落とされた女性の物語としてもとても心に残りました。
人生で最高の観劇体験だったと思います。
満足度★★★★★
ハマりました♪
かなり面白いお話し、現実じゃないけど、現実のような、ふわふわしてるようでシーンが変わるごとの掛け合いが…絶妙♪そのスピードや間やテンポが心地良く、引き込まれて、あっという間の時間♪
また観たいです、ハマりました、この感じ。