彼女が生まれた5日間 公演情報 彼女が生まれた5日間」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★

    細かいことは
    設定や意味あいなどを気にせずに、なにも考えずに観たら楽しめるステージだったのではないでしょうか。特に妹役の天真爛漫さが雰囲気を作っていたように感じました。

  • 満足度★★★★

    若い人たちの劇団らしく、
    みんながそれぞれ誰かのことを思い遣るという少し気恥ずかしくなるくらいの温かく前向きなストーリーでした。

    ネタバレBOX

    不治の病に冒された妹とその姉、砂漠の国境を巡って争いをしている二つの国の王子と王女、女にうつつを抜かし仕事の減った芸能人と取り巻き、さらにラクダと呼ばれる男や郵便屋が登場する、やたら膨らんだ話。

    妹は死に、病気が治るなどのハッピーエンドではありませんでした。そう、厳しい現実もそれはそれで受け入れなければなりません。フムフムと思っていたら、ギャッ、砂漠の国です、可愛いミイラとなって復活しました。私などはテレビ番組「恐怖のミイラ」が怖くて怖くて仕方なかったですけどね。
  • 満足度★★★

    な~んか打ち切り漫画などでありがちな・・・
    広げた風呂敷を”なんとか”たたみきったような感じの話でした。
    けっこう無茶な展開などもあり、1時間50分強は長いんじゃないかなぁ。
    でもまぁ楽しませようとしたサービス精神はよく判ったです。

    ネタバレBOX

    余命いくばくもないと宣言された主人公=桜子が、
    姉の雪子&主治医(モグリのDr?)のマチコと共に。
    アエリナとカプトリナという砂漠の国の間で、”奇跡の砂”を探しつつ。
    登場人物達とドタバタする話でした。

    まぁ結局”奇跡の砂”なんてものは無くて、
    希望にすがることで延命させようとした姉(雪子)とDrの策略でした。
    ですが、様様なひととの出会いなどで桜子は納得して天寿をまっとうします。

    が!ミイラ化したら、木乃伊として蘇ってENDというコメディでした。

    でもなんか、
    いろいろ惜しい設定の洗練さが足りなくて残念な感じが否めませんでした。
    生かしきれてないというか、もったいないというか。
    もっと緻密に伏線張りとかできたようにと残念感が強かったです。

  • 満足度★★★★

    すごく面白い
    あっという間に時間が過ぎました。お尻や腰が痛くならなかったら、もっと早く感じたと思います。

    ネタバレBOX

    ちょっと有り得ない展開もありましたが、独特の世界観で、小劇場らしいお芝居だったように思いました。余命半年の妹が、悲壮感なく前向きに寿命を全うしようとする姿が潔くて、好感が持てました。

    出演者が多くて複雑に見えましたが、個々の思いを持って砂漠に集う流れが自然で、個性豊かなキャラクターばかりだったので、分かりやすかったです。
    ダンスも良かったのに、一曲だけで残念でした。楽しいラストだったし、もう一曲踊って欲しかったです。

    主演の姉妹がそれぞれに魅力的で、お芝居の核となっていたと思います。特に、桜子役は舌足らずな話し方や子供っぽい仕草に甘えん坊な末っ子の感じが良く出ていました。ダンスも上手でした。雪子は、しっかりしたお姉さん役によく合っていたと思います。話し方が柔らかくて桜子への愛情や他者への思いやりが伝わってきました。

    マチコ先生や三蔵、砂漠の王族と臣下など、印象深いキャラクターばかりでした。砂漠の民の挨拶が面白かったです。ワガママ王女とバカ王子が、いざとなるとシャキッとするのがカッコ良かったです。ラクダが人になる伏線も驚きましたし、ラクダが桜子の最後に送るセリフは泣かされました。おすし君も良かったです。売れっ子俳優の一団も、ボケとツッコミが息が合っていて面白かったです。

    アキバ王子パルコとは一味違った掛け合いが楽しめました。キャサリンさんも実は良い人な気がします。最後はビックリしましたが、奇想天外な世界観を象徴している感じが良かったです。

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