大川興業第37回本公演
大川興業第37回本公演
実演鑑賞
ザ・スズナリ(東京都)
他劇場あり:
2012/10/05 (金) ~ 2012/10/10 (水) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.okw.co.jp/news/kurayami2012.html
期間 | 2012/10/05 (金) ~ 2012/10/10 (水) |
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劇場 | ザ・スズナリ |
出演 | 大川豊、寺田体育の日、玉置ピンチ!、阿曽山大噴火、鉄板■魔太郎、三好宏明、Jonny、柴田GOZO、牛越秀人、ほか |
脚本 | 大川豊 |
演出 | 大川豊 |
料金(1枚あたり) |
3,800円 ~ 7,000円 【発売日】 全席自由整理番号付 前売3800円・当日4000円 お得なペアチケット 前売のみ7000円(大川興業のみ取り扱い) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | “閉じ込め症候群” locked in syndrome。 (脳の難病や損傷で身体が動かず、暗闇に“閉じ込め状態”になってしまう事を言う。) いわゆる植物状態になってしまった男の物語だが、決して重い話ではない。俺は「植物状態」という言葉が嫌いだ。アリストテレスが「動かない生物が植物」と言っていたのをくつがえす物語なのだ。 例えば、「根」は先端に脳があるがごとく、重力に反応して地中に伸びる。しかも、重力と水を比較判断し、水のある方向へ重力に逆らって進む。土の硬さで根の細さや硬軟をコントロールする。 キャベツはモンシロチョウの幼虫に食べられると、SOSの“臭い”を出し、天敵のハチを呼ぶ。植物は、中枢神経がないからこそ、細胞一つ一つが独立し、機能している。だてに4億5千万年も生き抜いていない。 植物の立場で考えると、光合成は地球全体の元祖メガソーラーだし、種子を運ぶのに鳥や動物や風までも利用しているがごとく、品種改良は植物が人間を利用して、種子交配し、色鮮やかな花や冷害に強い稲ができたりしていると思っている。 更に、盆栽は何百年も生きる。つまり、人間の方が選ばれているのだ。 俺は盆栽を人間状態にして、走らせた。威風堂々の走りだけでなく、角度で表情が全部変わり、コーナリングで見せた力強い表情が忘れられない。まさに、ロックンロールだった。 今回は、閉じ込め症候群から、種子状態、発芽状態になり、超植物状態となり、花を咲かせる男の物語だ。 暗闇演劇は、植物の根のように、役者の重力、水を察知し、物語の硬さ、柔らかさに対応して、形を変え、栄養を取り入れていく。そして、心に花を咲かせるのではないかと、今回特に感じる。 皆様のご来場をお待ちしています。 個人個人が体の中に持っているだけに、それを互いにぶつけ合うことで演劇の暗黒物質発見器になって欲しい。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | モロ師岡(特別出演) 舞台監督:海老沢栄 照明:近藤隆文 (株)エアー・パワー・サプライ 音響:真沢則子 宣伝美術:Huse Inc. 制作:下浜奈津子、高畑怜井子、久保佳代 |
(脳の難病や損傷で身体が動かず、暗闇に“閉じ込め状態”になってしまう事を言う。)
いわゆる植物状態になってしまった男の物語だが、決して重い話ではない。俺は「植物状態」という言葉が嫌いだ。アリストテレスが「動かない生物が植物」と...
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