満足度★★★★
良薬は口に苦し。
主催の森脇さんが描く脚本は、白とも黒ともつかない部分を題材にスポットを当て、独自の観点から演出する。今回は「てんかんと解離性同一性障害」にスポットが当たっている。個人的に癲癇持ちなので、かなりシビアに観たつもりだ。なぜなら、これを見た人がてんかんに対して偏見を持たれたら非常に困るので、しっかり観ていたが、杞憂だった。
舞台を見終わった時に、お客さんがむしろ、てんかんを持っている人に対して、少し気を遣ってくれそうになれるような気持ちになれます。
五〇鬼の次回の芝居が楽しみです。