ナベ・ストーリー2026 公演情報 ナベ・ストーリー2026」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白い。「すき焼き鍋」観劇。
    説明の「人気とプライドをかけた鍋具材合戦…果たしてこの戦いを勝ち残り、人気No1となる具材は如何に。今ここに、鍋の具材たちによる鍋具材戦争が始まる」から展開と結末が予想出来そうで、実際 思った通りなのだが それでも観入ってしまう面白さ。いつの間にか勧善懲悪のようになり大いに盛り上がるラストシーン!そして具材の見た目と特性を表したビジュアルにも拘りを観(魅)せる。

    鍋という今の時期に相応しい設定が妙。しかし人間の社会に置き換えても十分通じる内容であり、むしろ人間関係そのものを描いているよう。同じ具材でも1つ1つに名前があるという。例えば 白菜は「風味委員長」と名付けられ、その特長(味)は鍋全体(具材間)の調整する役割を持っていると。もちろん(国産)牛肉の存在は大きく貴重、しかし その具材だけでは鍋の味わいは出せない。鍋は具材の調和で成り立っている。キムチ鍋バージョンでは違う具材が、そう思うと その特長を生かした適材ならぬ配材(料)の面白さを十分に引き出した好公演。
    (上演時間1時間30分 休憩なし)

    ネタバレBOX

    舞台美術は 中央奥にスクリーンとその下に直方体が横倒しになっているだけ。客席寄りは大きな空間になっているが、アクションを大きく見せるためスペースを確保している。そこで鍋の具材を擬人化した役者陣が生き活きと動き回る。衣裳も具材をイメージした柄や色彩という拘りを見せる。例えば 焼き豆腐役は茶系の格子柄、白菜役は白っぽい衣裳などイメージし易い。またスクリーンに文字等を投影し 場景等を説明する丁寧さ。

    物語は 白菜が「ここはどこ?」と 訝しがるところから始まる。ここから登場するのは全て冷蔵庫の中で、ラストシーンだけ鍋の中という設定。白菜は冷蔵庫の奥---通称「忘却の淵」という場所にいる。同じ場所には 焼き豆腐など鍋料理でメインにならない具材が置かれている。一方、牛肉とその取り巻き具材の玉葱やうどんは冷蔵庫の入り口---通称「冷淵の園」という目立つ所に置かれている。かくして冷蔵庫内の場所取り、つまり鍋具材の主役を巡っての戦いが始まる。

    具材の戦いは、人間の戦いと違いその特性等が武器になる。例えば、国産牛肉であれば その滋養と高価格で他を圧倒する。その具材を腐らせないため冷蔵庫の中でも目立つ所に置かれる。実は 焼き豆腐はキムチ鍋の時に使われず、一緒に買われてきた絹豆腐が使われた。焼き豆腐は 冷蔵庫の奥に忘れられた存在、それが悔しかった。特異な具材としてトマトが登場する。その風味を活かした存在のようだが、謎めいていて面白い(何故か眼帯をしている)。

    ラストは悪=灰汁(アク)が登場し、鍋全体の味覚と風味を壊していく。この巨大(多くの黒襞が付いた衣裳)な敵を全具材が一致協力して排除しようとする戦いが面白い。大きな灰汁取を皆で持って救い上げるような仕草、そこに今までの蟠りが嘘のように無くなる。大団円は想像出来たが、まさか灰汁が登場して鍋(具材)の調和を図るとは、見事!なお、暗転の時間が少し長いような気がしたが…。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    鑑賞日2026/01/14 (水) 19:00

    価格4,000円

    キムチ鍋チーム観劇
    全体として小ネタ満載。後半のアーク絡み以降が勢いがあって良い。皆、楽しそう

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