満足度★★★★★
懐かしい雰囲気
パラノイアの、現代ものの、ラブストーリー・・・
想像出来なかったが、実にセンス良く、上品にまとめられた大人のラブストーリーだった。
葛藤や、不安、苦しみなど、心の中に沸き上がる負の思いを優しさで包み込み、笑いと涙で洗い流す。
1時間30分程度の中編作品だが、脚本、演出はとても巧みに練り上げられた繊細で深みのある秀作だと感じた。
こういった作品も是非また見てみたいが、やはり骨太な時代物も切望している。
満足度★★★★
総論+Side-B
過去編のAに対してこちらは現代編というのは読めたが、それだけでなく、片や連作短編、片や(「章」的な区切りはあるが)長編とスタイルまで異なるとはオドロキ。
2バージョンものとして画期的では?
それでいてリンクする部分があって両編で1つの作品を構成するのはもちろん、一方だけでもキチンと成立しており、もう一方を観ていないとワカらない部分がないのも巧み。
いわば一般的な2バージョンものは「双子(一卵性だったり二卵性だったり)」だが、本作は「父親似の第一子と母親似の第二子」みたいな?
B単独としてはエキセントリックなキャラ2人で存分に笑わせた(こちらはコメディ編か?とさえ思った)後に過去が絡む親子ネタでしっとりと締め括るのが上手い。
満足度★★★★
Side-A
かつて陶芸家を志していた男が美大の傍で営む喫茶店を舞台にした連作短編集。
各編は起承転結、全体は序破急と基本に忠実ながらしっかりと物語に引き込むのはさすが。(以下ネタバレBOXへ)
満足度★★★★★
良かった☆
パラノイアさんの現代劇、どんな感じなんだろうと楽しみにしていたのですが、さすが☆!役者さんのお芝居は勿論、セットや小道具までに細やかな演出がされていて、その空間全てが心地よいものとなっていました。
今回はサスライメーカーさんとのコラボ企画のオムニバス形式で、ストーリー毎に流れてくる曲に、なぜか見終わると暖かいのに涙が出てくるような作品でした(。・_・。)
パラノイアさんの作品は観た後、人間ていいなぁ、人って本当は、こんなに素敵なもんなんだなって思わせてくれます。
昼と夜で内容違うみたいなので、夜の回も観てきます☆
お芝居あんまり観たことなくて、何となく舞台のお芝居って台詞の言い回しとかが何となく苦手って思ってる人、是非観に行ってみてください!
今までの概念吹き飛びますよ~そしてはまるかも(^-^)