ノアノ箱 公演情報 ノアノ箱」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★

    あながち
    遠い将来に、あってもおかしくない設定、どんな判断基準で選別されるのか? 価値基準もその時代によって違ってくるし、いっそのこと「くじびき」が妥当になるのかもしれないですね!? ただそんな時代が訪れないようしたいですね!?

  • 満足度★★★★★

    人間の理性と本能
    極限状態に置かれた人間の理性と獣性のバランス、アンバランスが非情に興味深く描かれていました。衣装がカワイイのに反して、ストーリーやテーマは重い。エンディングでの人類の運命には背筋が凍りました。

    気軽に足を運んだものの、予想をはるかに上回る力作を観ることになり、ノックアウトされて帰路につきました。わたあめ美味しかったよ♡

  • 満足度★★★

    ダークな筋書きは面白い
    初見で劇場も初めてでした。不思議なセットの空間に、素敵な綿アメのプレゼント付き。初日というのもあってか粗が目立ちましたが、難解なものの話の大筋は面白かったです。以下

    ネタバレBOX

    話が僕には難しかったですが、ダークファンタジーに相応しい空気は良かったと思います。水没する世界もあながちあり得るかもしれません。設定は引き込むには充分ですが、ランダムに選ばれるにしても若い人ばかりとか、世界観の設定とかどうしても雑になってしまう印象。ラストがあっさりし過ぎていて終わったのか解らなかったです。最後は特に話についてくのが大変な感じでした。板上の穴を使ったのは面白くて、落ちる時に怪我しないか心配でした。滑舌が気になるなど、役者陣にはもう少し頑張って欲しいです。初日は仕方ないにしても、セリフのトチりが些か多くてファンタジーの世界に入りにくくなってしまいます。面白かったり、核心に迫るセリフも多くて、だからこそ文字でなく言葉として発して欲しいなと思いました。投票のトレーは安物過ぎるけど、衣装やセットの作り込み、名前に数字が入っていたり、色を各キャラに割り当てたりと工夫は随所に見られました。ライアーゲームみたいな駆け引きは楽しく見れるので、よりクオリティをあげてもらえれば楽しめるのではないでしょうか。
  • 決めるのは、あなた。



    男A「地球温暖化がもっと進めば、有能な人類の遺伝子を守るための“方舟”って、案外、現実的ですね」
    男B「まあね。ただ、ガリレオなんかそうだけど、生きてる間に世の中から評価されるとも限らないよな」
    男A「うーむ、難しいですね…」
    男B「だからさ、有能な遺伝子の卵的な人を、その“方舟”に入れればいいんじゃないの?」
    男A「例えば、誰?」
    男B「やっぱり、ダンディー坂野。あと、狩野英孝も対象だぜ」
    男A「たしかに、ブレーク後、今現在は あんま評価されてはいませんけど…」
    男B「将来的に人類は一日中寒いギャグを言い続ける集団になってな。でも、地球温暖化には効くぜ」
    男A「余計、人類の前途が危ういですから!」



    男A「舞台は、秋葉系のオタクといい、元弁護士先生といい、激キャラな面々でしたね」
    男B「秋葉系オタクは、可哀想な奴だったな」
    男A「うん、うん。あと、客席側からの登場シーンも多かったような気がしましたけど」
    男B「俺、毎回、途中から お客さんが入場してきたかと思った…」
    男A「まあ、人影見えた時は」
    男B「やけに堂々としてるな、と思ってたけどね」


    男A「まるで、TBSで昔放送してた、『サバイバー』みたいな物語でした」
    男B「まあね。“方舟投票”をさ、日テレの『笑点』メンバーでやったら面白そうだろうな」
    男A「皆さん元々、御年配ですけど…」
    男B「誰が生き残るべきか大喜利で決めてさ。司会はロボットな。たまに、歌丸師匠が落語芸術協会会長の権力を見せつけたりしてよ」
    男A「あっ、もう、大喜利の回答とか関係ない…」
    男B「で、結局、みんなの総意で林家喜久扇師匠が、初めに処理されてよ」
    男A「…」
    男B「その光景を見てた、笑点メンバーが泣き出して、『もう、大喜利で決めるのは、止めよう!』『こんなの、悲しすぎる!』って団結してさ」
    男A「で、どうしたんですか?」
    男B「えっ?、そりゃあ殴り合いだろ」

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