満足度★★★★★
無題513(12-256)
14:00の回(曇のち雨)。開場前、風がないので寒いというほどではありません。13:40受付、開場。入って手前が客席、舞台は階下へ降りる辺りまでで、最前列は役者さんに近い。「メロス」から3作目。結局「椿姫」の予習はサボった。たまたま、今読んでいる「カルロス・クライバー」の伝記にオペラとして出てくるのが関係といえば関係だけど、クライバーで持っているのは「魔弾の射手」のみ、ベートーベンなどは図書館で借りた(節約だ)。正面、正方形の白い紙(?)が縦横20枚くらい吊られています。各片には2本の白い縦糸が通してあり、横糸も数本。舞台面はベージュのカーペット。役者さんは客席裏、下手の階段から出入。14:00前説、14:03,ajiのお二人、靴を脱ぎ両手に、正面を見つめていたその目はやがてお互いをみる、というより睨み合う、真っ赤な照明。男性はモノトーン、女性は彩り豊か、ただ、お二人のお揃いの衣装は「赤い椿」「白い椿」のように思えました〜15:59終演。終演後は「赤」と「白」の飲物が振る舞われました。「赤」をいただき、ちょうど近くにいらした金子さんに「青い飲物」に質問するも答えは秘密のようでした(特製)。外にでたら雨。
満足度★★★
役者の魅力で成立
有名な「椿姫」も、小説と舞台とオペラでは全く異なる。では主人公マルグリット・ゴーティエはどんな思いだったのか?を探求する物語。
役者さん方が皆、個性的で、その魅力に支えられて成立している舞台です。
ただ、舞踏が続くのかと思いきや前衛劇になったり、シリアスなのか笑いを取ろうとしているのかよくわからなかったり、全体としてのトーンがはっきりしなかったかなという印象です。