満足度★★★★
「生業」とは何かを描いた作品
世の多くの立派な仕事人は、こうして自らの「生業」を築き上げてきたのだな・・・、そんなことを観ていて感じました。「仕事」や「労働」について真正面から取り上げた演劇作品は見かけないので、本作はある意味斬新だと思います。
満足度★★★★
なかなかでした。
最初は重たい雰囲気でしたが、休憩を挟んで後半になると笑いを誘う場面が多くて面白かったです。思わず笑ってしまいました。舞台セットも素敵です。
ただ、話の内容がすこし難しかった気がしました…(汗)歴史的な流れを掴んでいないと難しいのかもしれないです…。
満足度★★★★
脚本が素晴らしい
流石はパブリックシアター、良質な作品をみせてくれるので、足を運ぶ上でも安心観がある。このサイズの劇場としては、一番外れが少ない気がする・・・リチャードビーンの作品は初見だったが、やはり前評判に負けることなく魅力的な作家と感じた。ただ、イギリスの作品を日本で行うと言う際に生じる違和感を、克服するか、利用するか、無視するか、そのあたりの戦略は非常に難しい。描いているのは人類普遍のものに違いないのだが・・・。リチャードビーンと言う作家に出会えたという感謝も込めて、星は4つ。
満足度★★★★
養豚業への想い
主人公の養豚業へのあつい想いはよく伝わったが、なぜここまで養豚業にこだわるのかの心理描写が少し弱い気がした。確かにキャストも良いのだが、渡辺徹の声は少し曇って聞き取り辛かった。
本劇場は初めてであったが、世田谷にこのような素晴らしいホールがあるとは知らなかった。