実演鑑賞
梅田芸術劇場メインホール(大阪府)
他劇場あり:
2012/12/08 (土) ~ 2012/12/11 (火) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.bokusen.com/
期間 | 2012/12/08 (土) ~ 2012/12/11 (火) |
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劇場 | 梅田芸術劇場メインホール |
出演 | 草彅剛、チャ・スンウォン、広末涼子、香川照之、根本大介、ほか |
脚本 | 鄭義信 |
演出 | 鄭義信 |
料金(1枚あたり) |
5,000円 ~ 11,000円 【発売日】2012/10/20 S席 \11,000 A席 \8,000 B席 \5,000(全席指定・税込・未就学児童入場不可) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 【 作者からのメッセージ 】 男寺党は簡単に言ってしまえば、放浪芸人の集団であるのだけれど、 その芸は農楽、皿回し、アクロバット、綱渡り、仮面踊り、人形劇と多岐に渡り、その豊かさに驚かされる。 彼らは村々を回り、豊饒を祈ってきた。にもかかわらず、彼らの扱いはひどく、 わずかな食料と一夜の宿が提供されるだけであった。彼らのうちの誰かが亡くなったとしても、 ただ石を積んで弔うしかなかったという話を聞いた時、不覚にも僕は涙を流してしまった。 そして、この見捨てられた人々の物語を誰かに語りたいと思ったのだ。 百年も昔の朝鮮の名もなき芸人たちの物語は、日本の観客たちには無縁のものであるかもしれない。 それでも、路傍の石のような彼らの魂に、ほんのすこし、ほんのひととき、想いを寄せてくれることを願っている……。 鄭 義信(チョン・ウィシン) 1924年、朝鮮、京城からほど近い地方都市の古めかしい城門の前。 城門の彼方から聞こえてくるサムルノリの心躍る音が秋空に響いている……。 令旗を先頭に、鮮やかな民族衣装と頭には白い長い紐が結えつけられているコクトゥセ(頭領)の高大石【キム・ウンス】、カヨル(演者)の李淳雨【チャ・スンウォン】ら男寺党(ナムサダン・放浪芸の集団)がやってくる。そこへ盗んだ風呂敷包みを抱えた男と、それを追って駆けてくる柳原直輝【草彅剛】。とっさにその男を捕まえた淳雨だったが男は風呂敷包みを落とし、直輝が大切にしていた白磁の茶碗を割ってしまう。犯人を捕まえた感謝ではなく白磁を割った淳雨を責める直輝。しかし淳雨はなぜか怒る気になれず、むしろ直輝に興味を抱くのであった。 数日後、京城近郊の直輝が勤める学校の教室へ松代【広末涼子】が兄・直輝を案じてお弁当を持ってくる。直輝は松代の夫・大村清彦【香川照之】のことを、松代を愛していない守銭奴だと罵り別れろと諭すが、松代は深く清彦を愛しており一向に耳を貸さない。そこへ先日のお詫びに直輝を訪ねて淳雨が現れる。直輝は朝鮮を、そして朝鮮文化を、朝鮮の人々を愛していると伝える。その想いに胸を打たれ、直輝の想いを素直に受け止めた淳雨と直輝の間には友情が芽生えるのだった。 場所は変わり京城の歓楽街。清彦が経営するナイトクラブ「不夜城」へ泥酔した息子の明彦【高田翔】がやってくる。母と自分を棄てた清彦を恨み、非人道的な政治(統治)を恨み、そして義母・松代への思慕も断ち切れず、自分を持て余し酒に頼る明彦。様々な人々が集い陽気な歌とダンスが披露される最中、裏口では大石にお金を渡しながら親しげに話す清彦がいた。実は生まれてすぐに捨てられた日本人と韓国人の ハーフである清彦は、男寺党に拾われ、大石とは幼い頃から共に芸を磨き無二の親友であり心の友であった。民族独立運動の一員という裏の顔を持つ大石に、清彦は資金だけでなく情報提供もしており… 淳雨との出会いで、男寺党の芸の素晴らしさと白磁という朝鮮文化へ益々のめり込んでいく直輝。複雑な過去を持ちやりきれない思いを抱える清彦。事情は聞かずとも、そんな清彦を支えようとする松代。やがて不幸な出来事により直輝との間に再び溝ができてしまう淳雨。そして憲兵に追い詰められていく大石と清彦。それぞれの決断の時は近づいてきていた… 「僕に炎の戦車をよこせ。決して心の戦いをやめないぞ。僕の剣をいたずらに眠らせておくこともしない……」 文化と歴史の波に翻弄されながらそれぞれが選ぶ未来とは… |
その他注意事項 | |
スタッフ | ミュージシャン:リ・チャンソプ カン・ミョンス チョン・シニ リ・ジェホ ミン・ジュノン |
男寺党は簡単に言ってしまえば、放浪芸人の集団であるのだけれど、 その芸は農楽、皿回し、アクロバット、綱渡り、仮面踊り、人形劇と多岐に渡り、その豊かさに驚かされる。
彼らは村々を回り、豊饒を祈ってきた。にもかかわらず、彼らの扱いはひどく、 わずかな食料と...
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