バルブル 公演情報 バルブル」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★★

    NKH(日本気配放送
    出てくる人間は一見変人が多いけど、
    よくよく見ていると「分かるな」ということが多い気がする。

    あんまりキャラ設定とかは出てこないケド、
    ひとりひとり、特に男性キャラを見ていると、
    「あんまり一般的な演劇作品には出てこなさそうだけど、世間には時折見かけそうな」キャラクターが
    そこここに紛れ込んでいたりする気もするので、
    自分としては男性の(特に俳優に)じっくり見て欲しい気もしたり・・。



    ネタバレBOX

    最後の方に、唯一の肉親である母親が死んでずっと引きこもってる(でも本人はあんまり気にしていない感じの
    男性が出てくるが、
    この人はNHKではなく、NKH(日本気配放送)に受信料を払っている。

    そうすると、家のあちこちに何らかの気配を感じ、
    心配してやって来たバイトの先輩(魚をさばいているのでみんな魚臭いらしい)
    を含め、頻繁に気配を感じて一斉に振り向く。

    心配してやって来てるのに、みんな生臭くって、
    主人公も生臭いのが嫌だとバイト行くのを嫌がって、
    でもそのうちでは気配があちこちにあって、みんな気配がするたびに一斉に振り向く!

    ・・・意味が分からないけど、
    男たち(中身は女性)が振り向くたび、
    自分とお袋が、オヤジが死んでから、
    (ふたりとも霊感チックなものもないし、たぶん父親もニコニコして死んだから化けて出ることもないせいか)
    「ぜんぜん出てこないね」
    「お盆とかって出てこないもんなのかね?」
    「ちょっとでも気配がすれば戻ってきたって気もするのにね」
    とか、しょんぼりして話したりしていることを思い出して、
    「気配」とかって、他人にとっては意味不明でも、
    親族にとっては確かに受信料払ってもみたいものなのかもしんないな、
    などとおもったりして、
    表向きにはその引きこもりの男性に共感する余地は無いのだけれど(感情があまり表には出てこないし、目つきも変(苦笑
    なんか色々想像してみるとそいつらのシュールなやり取りの中に
    作者の意図みたいなものが見え隠れする気がしたりして
    (この人、ひょっとして本当に「NKHあるからお袋死んでも平気だよ~」とでも思ってるんじゃないか、と思ってしまうあたりがまた凄い(これを女性陣で作っているから余計ブラックなのかも
    まぁ、面白いなと思ったりもしてみたり。

    運命の理不尽さに抗う為には、
    不条理で行くしかない、とでも見えるような・・。

    気のせいか1年ぶりのせいか、いつになく挑発的な雰囲気にも
    見える気がして、そこがなかなか良いな、と言う気もしたり(笑
  • 満足度★★★★★

    凄い好み
    ナンセンスコメディらしいけれど、とっても楽しかったです。ショートコントの連続ですが、そのうちにショートストーリーがオムニバスであることに気付きます。また、出演者全員が女性ですが、サラリーマンスーツに全く違和感はなく、ダンスの場面は圧巻でした。
    喜劇としての練り込みも抜群のセンスで、演じる役者さん達にも女性としての迷いや恥じらいは一切なく、清々しい程でした。プロ意識の高さに感銘すら感じた舞台でしたので、次回も見たいと思います。

  • 満足度★★★

    はちきれんばかりの演技♫
    個人的には、女優さん達がとっても元気過ぎて何度も置いていかれたかな。

    随所にシュールなコントや抉ってくるようなセリフも(*^_^*)

  • 満足度★★★★

    「芸者を呼べ!急げ!」
    フライヤーの熱帯ムード(?)に象徴される暑苦しい程のオーバーアクト。
    “女だけの芝居は理屈っぽい”というイメージを持っている人、
    このナンセンスアマゾネス軍団を観よ、ここには論理など存在しない。
    だいたい前説からしてふるってる。
    「他のお客様のご迷惑になるヘンな癖のある方は存在を消してください」って、確かに。

    炊飯ジャーの製造会社社長多根松氏に、社員から“一代記ビデオ制作”がプレゼントされた。
    制作会社からやってきた取材スタッフ2人は、社長や社員の話を聞くが失望する。
    彼らが欲しいのはそんな“いい人”の話ではない、
    もっと劇的で悲惨でドラマチックな“別の人生”の話。
    そこで社長の人生を源流へとさかのぼって、時々バルブを開けたり閉めたりすると
    選択されなかった別の人生が流れ出すのだ・・・、脈絡もなく。

    なーんてストーリーを追ったりするのはやめだ。
    「腰布一枚の」息子を探して歩く聖母マリアが時折通り過ぎたりするのだから。
    げんこつ団副団長の植木早苗さん、この人がどうしてこういうテイストに走るのか…?
    と思うほど素顔は“ヅカ風”のキリリとした美人だ。
    なのに惜しげもなくハゲのヅラでオヤジと化す所が潔い。

    それにダンス。
    サラリーマンネオみたいに全員がスーツで踊る、これにはびっくりした。
    なんでみんなこんなに上手いの?
    映像の使い方も洗練されていて舞台の延長線上のように感じられた。

    テレビで時々見る「もしも…」のコントをふくらましたような
    そこをゲバゲバ90分が横切るような
    っていう表現は劇団に失礼かしら?
    でも女同士、小奇麗にまとめた“ほっこり”“心温まる”“ほろりとさせる”コメディじゃなくて
    “強烈なナンセンスしかもブラック”にこだわるところに超個性的な劇団の存在価値があると思う。
    今回客席の反応が良かった所を強調するためにも、
    もう少しテンポ上げてコンパクトにしたら
    もっと笑いが来る気がするけどどうだろうか。

    緊急時に警察じゃなくて「芸者を呼べ!」と叫ぶところが好きです。
    植木早苗さんがはんてん着て転がってるところが好きです。
    この人が普通に美しいところもぜひ観てみたい。

    しかし駅前劇場、「演出の都合上寒いので」とブランケットの貸し出しがあったが
    ホントに寒かった。
    どんな演出であんなに寒くなるの?
    バルブを開けると風が出るってことか?

このページのQRコードです。

拡大