モナカ興業#12「旅程」 公演情報 モナカ興業#12「旅程」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★

    広さが逆に生きてる
    話をガッツリ見せるタイプの芝居ではないのかなと感じたが、会話のやり取りや個々の心情の描き方はズッシリきました。
    また、物語的にステージが広すぎるかなと感じる部分もあったが、逆にこの広さだからこそ、この物語が生きてきてる部分もありと感じた。
    なかなかに面白かった。

  • みてきた
    10/25

  • 満足度★★★★

    新しい出発?
    舞台上で鳴り続ける不協和音に、シンプルで影を作りやすい照明、
    最初見た時、「ノアの方舟」を思わせた、逆台形の形をした
    巨大なセット。

    そこで繰り広げられるのは、徹頭徹尾ダークで、普段は笑顔を
    見せるような人の裏側に隠れた醜さや冷たさ、無関心さ。

    誰も抜けられないような蟻地獄のような世界観で、一時間半
    観続けるには体力もいる、緊張感の溢れた舞台ですが、
    きれいなものを見飽きた人にはこれほどうってつけの作品は
    無いんじゃないかと思います。

    ネタバレBOX

    基本的な登場人物は、

    ・夫婦と娘。夫が株式投資で妻が実家から受け継いだ家を抵当に
    入れ、大失敗。それがもとで一家は離散。娘は喧嘩する両親が
    嫌で家出、男子学生に暴行を受ける。

    ・建築資材会社社員たち。明らかに出来るが、少し生真面目で
     頑張り屋の女性に、その恋人のあまり有能とはいえない感じの男。
     その後輩の、今風で仕事も女性関係もスマートそうな子。

    ちなみに、両グループは、投資に失敗した夫が建築資材会社の
    監査室長ということでつながります。

    モナカ興業特有の、最初から物語を説明しないつくりは、観客を
    おいてけぼりにしかねない危険性があるのですが、巧みな台詞や
    人物の見せ方でぐいぐいと引き付けていきます。

    登場人物に、いわゆる「良い人」が一人もいないんですよね…。
    表面的には良い人でも、あるきっかけで一皮むけば、陰惨な
    実態が白日の下にさらされる。でも、えてして、人間って誰でも
    そういう一面があるんじゃないかと。

    だから、強く心をとらえて離さないんじゃないか、と。そう思いましたね。

    どうも自社が不祥事を起こしているらしい、との疑いで、社内調査
    チームに選出された女性社員が持ち前の鋭さと熱心さで、腐敗の
    実態を監査室長に報告するも、事なかれ主義での室長はもみ消して
    明らかにしない。

    そうこうしているうちに、社外に実態がリークされ、大問題に。
    内部告発を疑われた女性社員は監査室長により、チームを外される。

    食い下がる女性社員に監査室長が言い放った言葉が秀逸すぎました。

     「オレは家庭を背負っているんだよ!」
    「ちゃらちゃら男と遊び歩いているお前とは違う!」

    と言い放っていましたが、既に一家崩壊していく過程を目の前で
    見せつけられている観客からすると、なにをかいわんやの世界です。

    今作も、崩壊に向かっていく家族、恋人、会社それぞれの終幕、
    そして新しいスタートを、「旅程」―旅の始まりと、その過程に
    なぞらえて語っていますが、正直それを前向きととらえるか、
    後ろ向きととらえるかは難しいところでしょう。

    結局、人生は長い旅程で、プラットホームではそれぞれが交わるが
    最後に列車に乗るのは一人、ならぬ独り。最後の場面で、そんなことを
    思いました。
  • 満足度★★★★

    旅程
    舞台が広い。でもセットと照明はシンプル。
    個人的にはすごく気に入った。新しい。
    脚本が好き

  • 満足度★★★★

    みた
    多くの人に勧められる作品とは思わない。途中で出て行きたくなる人もいるかもしれない。
    ただ、あちこちの劇団の作品を見ていて、ここ見たことが無いという観劇好きの方々には力一杯お勧めしたい。

    好きだ。

  • 満足度★★★★★

    好き
    シンプルな舞台セットに効果的な音や照明で魅せる社会派の群像劇。
    無駄に説明的ではなく、しかし丁寧に描かれる企業や家族の物語。
    企業や人間関係に翻弄される、出来るOLを熊坂さんが見事に演じていたのがとても印象的。
    とても面白かった。

  • 満足度

    すいません
    私にはキツかったです。

  • 満足度★★★★★

    良かった。


    台本が気に入りました。観て良かった。

  • 満足度★★★★★

    人生という旅
    浮かび上がっては消えていく点の風景が、徐々につながり何本もの線になっていく。とっても静かに始まって終わる、でも中身はとても深い。一見シンプルだなと感じていた舞台空間に役者が立ち、光と音が加わると一気に荘厳な印象を受ける。セリフが独特に感じるのは、要所で文語体のような響きがあるからだろうか。動きも無駄が削ぎ落とされていて、洗練された風景は、一瞬一瞬が美しい。どうなるか先は全然読めない物語の展開は、観客側にも緊張を与える。緊張感のある空間は硬質なのに、とても居心地が良い。テーマも良かった、こういう味わい深い作品は、余韻も楽しい。

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