紙を共に刷りぬ 公演情報 紙を共に刷りぬ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
1-2件 / 2件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    追跡・検閲・統制が不可能という理由で紙媒体はおろか印刷自体が固く禁じられた世界。
    (以下ネタバレBOXへ)

    ネタバレBOX

    というディストピア大筋だけでも面白いのに実際舞台上でプリンタをバリバリ稼働させながら物語を展開するのは作家も俳優ももはや特殊技術の域!観客までを共犯関係に巻き込む凄さ!もうさ〜劇場で何してくれちゃってるの!って毎回なるの最高の劇場の使い方だと思うし、イカれた発想と偏執的な演出を実現してるの凄い。そうよね、何をするにも手間がかかるの。紙を刷るのも、演劇を作るのも観るのも、生きるのだってそう。「辛抱強さ」の果てに味わう快感ったら!
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    (笑えた度)4(今感)5(完成度)5

    初見だったのですが、うまく言葉が見つかりません。
    世の中には恋愛リアリティーショーなるものがありますが、
    それのコメディ版、
    コメディーリアリティーショーとでもいうのかな。 

    コメディ部分は殆どがアドリブか、と見紛うばかりのリアル感。演技してる感がゼロ。

    いやー、笑いましたし、感心してました。

    ネタバレBOX

    その昔、深夜番組で、素人のお爺さんを連れてきて、
    燃えないゴミと燃えるゴミを分別させる、というのがあって、
    真剣に燃えるか燃えないか考えているお爺さんが○ぬほど可笑しくて腹を抱えて笑った記憶がありますが、
    その時の感覚に近いですね。

    もちろんこれは芝居なので本があるのですが、
    限りなくリアルに作り込んであって、
    どこかのオフィスを覗きこんでいるよう。

    コピー機の使い方というシンプルなワンイシュー、
    あれやこれやの試行錯誤で100分のうちの大半の時間を費やすのも感心しました。

    本来、私はコメディがここまで完成していれば枝葉のストーリーは不要と思う派なのですが、
    シンギュラリティ後の世界は今年後半、
    まさに急速に意識下に現れた外せないテーマだと思うので、
    それをさりげなく持ってきているところには慧眼を感じます。

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