クロッシング☆落語 公演情報 クロッシング☆落語」の観てきた!クチコミ一覧

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  • 実演鑑賞

    「ダンスのある星に生まれて2025」内の演目のひとつ。タイトル通り「ダンスと落語の交差・交流」と解釈できます。演劇やダンス公演でよく使用される「小ホール」の中央に高座を設け、上方の噺家さんなので見台・膝隠しも用意されています。通常の客席に加えて、桟敷席のような座布団席も用意。会場内にはカラフルな風船が置かれ、お子さんもリラックスして鑑賞できる配慮を感じます。演目は、前座さんは古典落語『平林』を、桂三四郎さんは自作の新作落語『一番のファンでいて』を口演していました。

    ネタバレBOX

    クロッシングということで言えば、三四郎さんの『一番のファンでいて』がそれに該当します。とあるラジオパーソナリティ(女性)と、天然キャラのパートナー(男性)の二人が登場。日々の失敗談などをおもしろおかしくラジオで紹介することで、その番組は人気を博します。ある日、男性が女性にサプライズを仕掛けようと、フラッシュモブを手配するのだが……。

    このフラッシュモブがダンス要素となり、実際にダンサー役の出演者が高座を取り囲みながら踊るなど、新作落語の中に複数回登場します。落語は座った状態での身体表現も豊富なので、そこへ敢えてダンスを導入する方法に着目していましたが、こういう展開は予想しておらず、新鮮に観ることができました。途中でLINE風画面を用いた映像ネタを注入するなど、寄席ではできないことに果敢にチャレンジしている印象を受けました。

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