満足度★★★★★
静謐で贅沢な舞台
張り詰めたように静謐な図書館の空気感と、その中で展開されるいくつもの不思議な物語が見事にシンクロしていき、最後まで目の離せない素晴らしい作品でした。
集められた短編はどれも明確な境目がなく、余韻を残したまま次の物語に引き継がれていくので、気を抜くと少し混乱するかもしれませんが、複数の物語を一度に楽しめることができ、とても贅沢な舞台でした。
今回の「上巻」に続き、来年は「下巻」の上演もあるとのこと。こちらも今から楽しみです。
満足度★★★★
不思議な世界へ引き込まれます♪
6つの不思議な話がシンクロされて同時に進行されます♪
過去の図書館シリーズを観てないので全く初めて見る話ばかり
同時に色々な小説を読んでいる様な感覚で頭はフル回転♪
セットは図書館ですがモノトーンの色彩がイキウメらしいクールな印象♪
何気に出演者の衣装が控えめなお洒落もくすぐりますね♪
演者さんは皆さんもう落ち着いた貫禄の演技で惹きつけられます!
一瞬の目もそらせない様な展開で観る方も集中力を高めて観ないと置いていかれそう…
所々、話に付いていけてないままに
何時の間にか不思議な世界へ引き込まれています♪
何かフワッとした感じで終わった印象…
まぁ前に観たのが分かりやすかったのかも知れませんが⁈
次に続くような終わり方で次回公演も気になってしまう…(^^;;
脚本家の著者である「散歩する侵略者」を読んだ時に感じた起承転結がなく余韻を残す様な終わり方のお芝居
この世界観が本来のイキウメのお芝居でしょうか⁈